俳優の中山優馬が、21年初頭WOWOWプライムにて放送スタートする『連続ドラマW トッカイ ~不良債権特別回収部~』(全12話※第1話無料放送)に出演することが、わかった。6兆7800億円もの不良債権を回収するために集められ、不動産王や闇金融、怪物商人らと長きにわたる熱き闘いを繰り広げる精鋭“トッカイ”チームの最若手・葉山将人役を演じる。中山は初共演となる主演・伊藤英明を「憧れる方の一人」とし、「伊藤さんをはじめ素敵なキャストの方々と共演させていただけるので、自分も作品の力の一部になれるよう頑張ります」と気合を込めている。

■中山優馬のプロフィール

 バブル経済崩壊後の1996年、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権取り立てを目的とした国策会社『住宅金融債権管理機構(のちの整理回収機構)』が設立された。なかでも悪質債務者への取り立てを任務とする不良債権特別回収部(通称・トッカイ)の奮闘は想像を絶するものであった。そんな彼らの苦闘を描くノンフィクション『トッカイ ~バブルの怪人を追いつめた男たち~』をドラマ化する。

 『連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~』『連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~』に続く、ノンフィクション作家・清武英利氏の著書の映像化第3弾。1990年11月にサービス放送を開始し、今年開局30周年となるWOWOWが挑む本格社会派大作となる。映画『空母いぶき』『Fukushima 50』など大作映画を手がけてきた若松節朗、脚本は『しんがり』『石つぶて』の戸田山雅司氏が担当する。

 中山演じる葉山は住専出身の葉山は出向先となった“トッカイ”で、熱い理想と怒りを持って回収の指揮を執るチームのリーダー・柴崎朗(伊藤)と共に、不良債権の回収に奮闘する重要な役どころ。旧住専組の葉山は銀行からの出向組の柴崎とはしばしばぶつかることもあるが、次第にリーダーとしてチームを引っ張る柴崎の姿に尊敬の念を抱いていく。

 2017年に初主演を務め、バンフ・ワールド・メディア・フェスティバルでロッキー賞のDrama Series: Non-English Language部門を受賞した『連続ドラマW 北斗 -ある殺人者の回心』以来の連続ドラマWへの出演となる中山。「芝居センスが抜群で要求されたものを確実に表現出来るし、自分なりの意見を提案してくれて頼もしい存在です。経験値の高い俳優達を脅かす存在になってくれたら」とその伸びしろの大きさで、若松監督からも期待を寄せられている。

■中山優馬コメント(葉山将人役)

――本作のオファーを受けた際のお気持ちや葉山将人役を演じられることについての意気込み

日本で本当に起きた重大な歴史的問題。この様な重厚な作品に出させて頂ける事、プレッシャーもありますが大変光栄に思います。色んな出身の方が集い精鋭となってこの問題に立ち向かって行くという台本を読んで、改めて本当に信じられない事が、今、僕たちが生きている日本で起きていたんだと理解しました。葉山将人は大阪の出身です。僕自身も大阪の出身なので、文化、言葉、血を滾らせて精一杯演じさせていただければと思います。

――伊藤英明さんとの初共演についてや、初の若松監督作品出演について

若松監督の作品は、繊細さと熱量にいつも見入ってしまっていました。どんな方なんだろうと思いながら現場に入ったのですが、優しい説明や明るくディレクションして頂いて今は現場にとても居やすく、そのせいか前のめりな気持ちで演じさせていただいています。伊藤さんとは初めてご一緒させていただくのですが、小学生のころ母と伊藤さんの映画を見に行き、その後母にこん願して、計4回その作品を映画館で見ました。憧れる方の一人です。伊藤さんをはじめ素敵なキャストの方々と共演させていただけるので、自分も作品の力の一部になれる様頑張ります。

――視聴者の皆様へメッセージ

今の僕たちの世代、そしてもっと若い世代にはこの住専問題を知らないのではないかと思います。ですが今を生きている僕たちにとってこの問題は知っておくべき事なのだと思います。そして、当時この問題と真正面から向き合ってくれた先輩たちの頑張り、苦しみがドラマの中だけではなく、実際にあった事なのだと受けとめていただきたいと思います。