米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(略称:SSFF&ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也が28日、東京都庁にて小池百合子都知事を表敬訪問した。

【写真】SSFF上映作品『This is Tokyo』

 同映画祭について小池都知事は「才能溢れる若い映像クリエイターの発掘するという大きな役割を果たしている素晴らしい映画祭です。また今年は、withコロナの中で、新しい日常との両立に合わせて、客席を減らしたりセレモニーのライブ配信をしたりと、まさしく新しい日常の一つのパターンを表しているかと思います」といい「各会場には新型コロナの感染予防対策をしっかりおこない、安心・安全な運営をして頂くことを期待しております」と語った。

 SSFF&ASIAと東京都が共同で行っている映画製作プロジェクトが今年で3回目を迎え、本年の作品には、2008年に日本人で初めてグランプリに輝いた鈴木勉監督を迎え、主演にスピルバーグの『レディープレイヤーワン』などでハリウッドにも進出している森崎ウィン、そしてシンガポール、中国で活躍されるジネット・アウを迎え『This is Tokyo』という作品を製作。

 作品に対して小池都知事は「森崎ウィンさんはミャンマー出身でいらっしゃいますよね。女優さんもシンガポール出身とのことで、アジアの魅力がそっくりそのまま映画の中に表現されていると思います。しかもオンライン公開されるということで、お家で楽しめるのは魅力的ですね」と思いを明かした。

 また、多彩な「東京」の魅力を国内外に発信するショートフィルムを、全世界から募集する「Cinematic Tokyo」部門では、今年全世界から236本の応募があった。その中から優秀賞作品として、オーストラリアの監督が手掛けた『グッピー』が選ばれた。

 作品について別所は「東京を訪れている若い外国人カップルが、ある出来事をきっかけにお互いを見つめなおす、というシンプルなストーリーの背景に、映画的な東京の街、主人公の繊細な感情が最もうまく表現されていました」と称賛。小池都知事は「おめでとうございます! 東京が舞台になったストーリーが、世界に発信されるということは、わたくしとしても大変光栄です」と祝福した。

 表敬訪問後に別所は「今年はコロナ禍で、海外チームと連絡が取れなくなるなど、さまざまな試練がありましたが、どうやったら皆様に映画を届けられるのか、世界とどう繋がれるのかを何度も協議し、今回の映画祭実施に至りました。オンライン開催も実施しますので、より多くの方々に楽しんで頂ければと思います」とコメントした。