新型コロナウイルスによる世界的な苦難に際し、レディー・ガガや松田聖子、今井美樹ら世界各国のアーティストたちが国境を越えたコラボでエールソングを送るNHK総合の特番『明日へつなげようスペシャル~音楽で心をひとつに~』が30日、放送される(前10:05~10:53)。

【動画】レディー・ガガの「Dear Class of 2020」スピーチ

 NHKでは、2011年の東日本大震災の直後から国際的なミュージシャンのネットワーク「Music for Tomorrow」をスタート、同局の様々な番組やイベントを通じて、被災地の人々を音楽の力で勇気づけてきた。そういった流れの中で今回、世界的に感染が拡大している新型コロナでの苦難も音楽の力で勇気づけたいと国境を越えてのコラボレーションが実現することに。『プロジェクト第2弾』と据え「心を一つにすることを訴えていきたい」としている。

 番組では、東日本大震災の直後から被災地支援の世界的なキャンペーンを立ち上げたたレディー・ガガからのスペシャル・メッセージを紹介。ガガは、今回の新型コロナの感染拡大でもオンライン音楽イベントに積極的に参加するなどで注目されてきた。さらに米国のピアニスト、ボブ・ジェームスは松田聖子とメッセージを交換し、心を一つにすることの大切さを確認し合い、盟友であるジャズピアニストの小曽根真と自宅からリモートで「上を向いて歩こう」をリモートコラボする。

 また、ブラジル音楽から大きな影響を受けたサックス奏者の渡辺貞夫は「ブラジルでの状況は本当に心配」と、自身の音楽のルーツでもあるブラジルでの感染爆発を憂いて、当地の著名チェリスト、ジャキス・モレレンバウムと震災復興支援ソング「花は咲く」を共演する。

 その他、英国と日本を行き来してきた今井美樹は「新型コロナではイギリスも深刻でした。でも、今までと違うのは、みんなが一つの問題に向かっていること。できるだけポジティブに考えて、手探りでも少しずつでも前に進んで行きたい」と、オーケストラとの共演で自身の代表曲「Piece of My Wish」を披露し、自信と勇気を持ち続ける大切さを訴えていく。

 浦上光太郎チーフ・プロデューサーは「コロナ感染の中心となったニューヨークからは大江千里が独自の表現で、その体験をレポートするなど、コロナ時代の番組制作で趣向を凝らした国際的なエンターテインメント番組にしていきたい」と意欲を見せている。