女優の波瑠が主演を務める映画『ホテルローヤル』(11月13日公開)の予告映像が21日、解禁になった。

【動画】映画『ホテルローヤル』予告映像

 原作は、桜木紫乃氏の同名の小説で『第149回直木賞』を受賞した。電子書籍を含め累計発行部数90万部を突破し、発売元の集英社においてはここ5年で最も売れた単行本・電子書籍としても知られる人気作。物語は、北海道の湿原に立つラブホテルが舞台で現在から過去への時間軸をさかのぼり、ホテルの盛衰とそこを訪れる人々の生と性が描かれている。

 予告編には、跡取りとしてホテルローヤルを手伝う雅代(波瑠)、に愛想を尽かされた父(安田顕)のほか、子育てと親の介護に追われる夫婦(正名僕蔵・内田慈)、行き場を失った女子高生(伊藤沙莉)と妻に裏切られた高校教師(岡山天音)など、なにか事情を抱えた人たちがホテルに訪れる。

 雅代は「ずっと嫌だった。ラブホの娘ってからかわれて。巻き込まないでよ!」とラブホテルの跡取りであることに反発。父とのぎくしゃくした関係も伺える中、ある日ホテルの一室で心中事件が起こってしまう。雅代がほのかに恋心を抱くアダルトグッズの営業マン(松山ケンイチ)も登場し「セックスって、いいものですか?」とラブホテルで働く悩みを吐き出す場面も。それでも最後は雅代も笑顔を見せ、彼女の新たな旅立ちを予感させるような映像になっている。