イギリスDK社制作の“The Feminism Book”の日本語版である『フェミニズム大図鑑』(三省堂 編著顧問:ハンナ・マッケン 訳:最所篤子・福井久美子)が、きょう15日より発売。17世紀のメアリー・アステルの時代から最近の「#MeToo」運動まで、フェミニズムの流れを追いながら、オールカラーの写真と図解でわかりやすく解説、その歴史と全体像を捉えていく。

【画像】オールカラーの写真と図解でわかりやすく解説

 本書では「フェミニズム」の誕生する前のフェミニズム的思想から、フェイスブック社のCOOの著書『LEAN IN』や、TEDのスピーチが話題になったアディーチェ、さらに「#MeToo運動」といった現在の動きまで、代表的なフェミニズム思想を時代ごとに紹介。先住民族、ブラックフェミニズム、LGBTQなどマイノリティの問題、イスラム圏、アジア圏でのフェミニズムについても広く取り上げる。

 フェミニズム運動の領域は政治、教育、法律、ビジネス、芸術、歴史など多岐にわたるが、同書は特定の団体や思想に偏ることなく、客観的な記述が中心となっている。客観的な記述によって、今日の世界の成り立ちを理解する上でのフェミニズムの根本的な意味、そしてフェミニズム運動の前にいまだ横たわる遠い道のりを明らかにする。

■『フェミニズム大図鑑』目次
はじめに
フェミニズムの誕生(18世紀~19世紀初頭)
平等な権利を求めて(1840年~1944年)
個人的なことは政治的なこと(1945年~79年)
差異の政治学(1980年代)
フェミニズムの新しい波(1990年~2010年)
現代社会で性差別と闘うこと(2010年以降)
人名録※用語解説※索引/訳者あとがき※図版出典一覧