三谷幸喜氏が書き下ろした新作舞台『大地(Social Distancing Version)』の公開フォトコールが1日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われ、大泉洋、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、濱田龍臣、小澤雄太、まりゑ、相島一之、浅野和之、辻萬長(※「辻」は一点しんにょう)らが参加した。

【動画】大泉洋ら“三谷組”が熱演!舞台プレコールの模様

 同日にPARCO劇場オープニング・シリーズとして開幕する同舞台は、俳優への愛をこめて描く三谷流“俳優論”がテーマの新作。激動の時代に生きる俳優たちが極限状態の中、演じるとは何か? 笑うとは何か? 生きるとは何か?を問いかける。WOWOWメンバーズオンデマンドにて11日(後5:00~)にて最速でライブ配信されることも決定している。

 「ソーシャルディスタンスバージョン」と題された同公演では、新型コロナウイルス感染予防対策を講じるため、キャストたちの接近・接触を限りなく避けた演出を練り直し、上演スケジュールや座席の見直しが行われた。

 取材冒頭、報道陣に向けてあいさつした三谷氏は「演出は三密を避ける形で工夫をしている。本を書いたのは去年なのですが、何という先見の明なのかと我ながら思っています」と笑いながら「劇中にはケンカのシーンがある。接近しないでどうケンカをするのか。それが見どころの一つです」とアピールした。

 続けて「芝居のできない状況ではありますけど、必ずまた芝居ができる。いつもの状態に戻りたいと思っています。僕らがその先陣を切ることになりました」と言葉に力を込めた三谷氏。1924年に開場した日本初の新劇専門小劇場・築地小劇場が銅鑼の音で幕を開けたこと引き合いに出し、舞台『大地』も高らかな銅鑼の音が開幕を告げる。