フリーアナウンサーの久米宏(75)が、27日放送の『久米宏 ラジオなんですけど』(毎週土曜 後1:00)に生出演。2006年10月のスタート以来、約14年にわたる番組の歴史に幕を閉じた。

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 この日の番組冒頭では、開始当初に行っていた中継先からのリポートを実施。スタジオのある東京・赤坂周辺の街並みを、鳥の鳴き声などにも注目しながら、淀みない語り口でトークを展開した。ゲストコーナーには伊集院光が登場。久米が25日放送のTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(月~木 前8:30)に出演したことから、この日はホームを変えてのトークバトルが実現した。

 リスナー、交通情報などといった番組に関わる出演者たちからねぎらいの声が相次いで寄せられる中、番組エンディングへ。6分あまり残った最後の時間のはじめには、同業者からのメールを紹介。その後、自身の歩みを振り返り「伊集院さんが生まれたのが1967年で、僕が入社した年と同じ。1970年っていうのは永六輔さんの『土曜ワイド』に拾ってもらって、コードを整理したりね、そういう仕事から始めて。それが、僕にとって実質的な仕事のスタートだったんですが、ぴったり50年。これは、なんていうんですかね、半世紀、十分やったといえば十分やった」と語った。

 自身の幼少期についても触れ「僕も勉強したのはラジオとテレビだったなと思いますね。伊集院さんの話を聞いていたら、勉強になるなと思いますよね」とコメント。「僕はクセがある人間なんで、スタッフは苦労したと思いますね。聞く方もクセがあると思います。これでお別れっていうわけじゃありませんから、またチャンスがありましたら、いつかそのうちにぜひに」とやさしいトーンで呼びかけて、番組を締めくくった。

 1978年から85年まで放送された『久米宏の土曜ワイドラジオTOKYO』以来、久米にとって21年ぶりのラジオレギュラーとなった同番組。鋭い視点とリスナーと電話をつないで行ったラジオドラマなど、さまざまな取り組みが話題となったが、今月6日放送で、今年6月いっぱいでの番組終了を発表した。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。