“キックの神様が作り上げた最高傑作”“神童”などの異名をとるキックボクサーの那須川天心選手(21)が27日、来月12日に行われるテレビマッチ『Cygames presents RISEonABEMA』に向けた練習後にオンライン会見に参加。話題となっている動画「#100日後に那須川天心」のフィナーレと試合のタイミングが重なったことに「ここでちょうど試合があるのは、すごいなと思いましたね」と語った。

【話題動画】那須川天心とトレーニング「#100日後に那須川天心」

 新型コロナウイルスの影響で参戦予定だったRISEの大会が中止となり、今回が昨年の大みそか以来の試合となる那須川選手。対戦相手は公募で呼びかけ、シュートボクシング日本フェザー級ランク1位の笠原友希選手(19)に決定した。那須川選手にとって、初めての年下の対戦相手となる。

 那須川選手は対戦相手の映像を見て「気持ちは強いかな。まだ10代で怖さを知らないので、そこが強みになる」と分析。笠原選手が動画で「那須川天心の弱点を見つけている」と発言していたが「なんとも思ってないですよ。今までそう言ってきた選手は何十人もいたけど、誰も穴を突いてこれなかった。過去の動画を見ても、今はそれが穴とは言い切れない」とまったく意識せず、「自粛期間にどれだけ(練習を)やってきたかを見せたい」と自信をのぞかせた。

 圧倒的な強さで多くの注目を集めている那須川は、自身のツイッターで4月1日から自宅でできるトレーニング動画にハッシュタグ「#100日後に那須川天心」を添えて投稿を開始。全身のさまざまな筋肉を鍛えるトレーニングを短時間で紹介する動画で、先日ABEMAで放送された『乃木坂46TV』に出演した際も、リモートでこのトレーニングを指導し、人気アイドルたちに悲鳴を上げさせていた。

 反響について「検索すると、やってくれてる人が結構いるんですよ。ありがたいですね」と笑顔を見せた那須川選手。ちょうど100日目は、試合直前の7月9日となっており、「100日が終わるタイミングでちょうど試合があるのは、すごいなと思いましたね。まったく狙ったわけじゃないけど、すべてはこのためにあったのか、という感覚です」とめぐり合わせに驚きながらも興奮していた。

 今回の大会は、RISE初のテレビマッチを無観客にて実施。観客の声援を受けられないが「初めての無観客だから楽しみ。次のRISEの大会はお客さんが入るので、1回限りの無観客大会を引き当てて、ラッキーだと思った」とポジティブにとらえている。注目度の高さもプレッシャーに感じず「僕の試合を見て、みんながどう思うのか。逆に聞いてみたいです」とファンの目線を意識しながら、来たるべき試合に備えている。

 大会は全7試合を予定。ABEMA格闘チャンネルで生中継される。