NHKで放送中の連続テレビ小説『エール』(月~土 前8:00 総合ほか※土曜は1週間の振り返り)から、新たな出演者が発表された。今週、放送している第13週・第65回(26日放送)に、主人公・古山裕一(窪田正孝)のもとに弟子入り志願の男が突然やってくる。名前は、田ノ上五郎。演じるのは、お笑いトリオ・ハナコの岡部大。もちろん、連続テレビ小説初出演となる。

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 五郎は、茨城出身。裕一の曲が大好きで、裕一に弟子入りしたいと願い出る。裕一と同じように小山田先生(志村けん)の「作曲入門」を読んで作曲を学んだ。彼との出会いが、裕一と妻の音(二階堂ふみ)をはじめ、2人をとりまく登場人物にも大きな影響をもたらす。

 岡部は「出演の話を聞いたときは、まさか自分が“朝ドラ”に出られるなんて、びっくり以外のなにものでもないというか、ドッキリかと思いました。秋田の家族みんな“朝ドラ”が大好きで、子どもの頃から『ふたりっ子』や『あぐり』を見ていたので、今回の出演は人生でいちばんうれしい出来事です! もしかしたらキングオブコント優勝よりもうれしかったかもしれません(笑)」と、コメント。

 菊田竜大・秋山寛貴らとトリオを組み、「キングオブコント」チャンピオン(2018年)へと羽ばたいた岡部。コントで磨いた演技力が注目され、単独でのCM出演や民放の連続ドラマ出演も決まっているが、この『エール』がドラマ初演技だったそう。

 「ハナコのメンバーにも報告すると、2人とも大興奮してくれました。事務所の先輩で、トリオとしてもあこがれているネプチューンの(原田)泰造 さんみたいにお芝居もできる芸人を目指していきたいなと思っています」と意気込んでいる。

 同ドラマは29日より放送一時休止となるが、「僕が演じる田ノ上五郎は、真面目でまっすぐすぎるところもあるけど、思いやりがあって、周りからも愛される人物です。すてきな役をいただいたので、全身全霊で挑んでいます。不器用な五郎ですが、見守っていただけるとうれしいです」と話している。

 起用理由について制作統括の土屋勝裕氏は「純朴な地方の青年という五郎役にふさわしいキャストを探していた時に、岡部大さんにお会いして、弟子入りしたいと願う場面を試しに演じていただいたのですが、顔を真っ赤にしながら涙を浮かべての迫真の演技に演出陣も納得、その場で出演をオファーしました。不器用でもまっすぐに生きる男として、『エール』に新たな風を吹き込んで頂けると思います。五郎には思わぬ展開が待ち受けていますので、ぜひお楽しみに!」と予告している。