清々しい1日のスタートを切るために、各テレビ局の朝の情報番組は視聴者にとって大事なコンテンツだ。そのため、そこに登場する司会者やアナウンサーは、局の顔とも言えるまさに“花形”といえる存在。ORICON NEWSでは、今年も「この顔を見なければ1日が始まらない!」と思う『 “朝の顔”ランキング』を発表。昨年1位となり殿堂入りを果たした【桝太一】アナウンサーに代わり、同じく日本テレビ系で『スッキリ』のサブMCを務める【水卜麻美】アナウンサーが初首位となった。

【ランキング表】各局の“朝の顔”がズラリ、一日の始まりを告げる10人!

■『スッキリ』サブMC3年目 和みの笑顔で毎朝ポジティブな空気を届ける

 初首位を飾った水卜アナは、2017年より『スッキリ』のサブMCに就任。加藤浩次やハリセンボン・近藤春菜との掛け合いも好評で人気も定着、毎朝視聴者に元気を届けている。『好きな女性アナウンサーランキング』では2013年(第10回)から5年連続で1位となり殿堂入り。“強烈すぎる愛嬌”もありながら、報道番組ならではの真摯な姿勢でニュースに切り込むギャプも人気で、この“朝の顔”に選ばれた理由とも言えるのでは。

 アンケートでは、「朝から元気な笑顔で、見ている側も元気をもらえるから」(愛知県/20代・女性)、)「気持ちが明るくなる」(茨城県/40代・男性)と多忙な朝に活力をもらえる人が多数。確かなアナウンス技術に「読むのがうまいしトークもうまい」(静岡県/10代・女性)、「アナウンサーとしての実力があり、親しみやすさがあるから」(東京都/40代・男性)とアナウンサーとしての評価も高い。

 最近では、美声を生かしドラマ『美食探偵』(同局系)に登場する「クルックー」の声を担当し話題に。食べる姿も人気で、食べ歩きの様子をアップしているインスタグラムはフォロワー128万人を獲得。4月にインスタライブで始まった企画「#おひるごはん一緒にたべませんか」は10回目を迎え、新型コロナウイルス感染拡大でおうち時間が増えた中での癒やしを多くの視聴者に届けている

■朝の爽やかさを放つ奇跡のアラフィフ 硬軟織り交ぜたアナウンス技術が人気

 昨年からまた1つ順位を上げ2位にとなったのは【羽鳥慎一】アナ。冠番組の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、コロナ禍で高視聴率を獲得。専門家たちの意見を柔軟に引き出す羽鳥アナの手腕も高く評価されている。昨年末発表の『好きな男性アナランキング』では1位を飾り、誰もが納得する高いアナウンス力で“朝の顔”としての信頼をキープしている。
 
 ベテランならではの硬軟織り交ぜた名司会ぶりで人気を誇り、全世代で人気を集めているが「朝にふさわしい爽やかなキャラクターだから」(福岡県/40代・男性)、「まじめだけではない、面白さがあるから」(埼玉県/50代・女性)と特に40代、50代で1位と同世代からの支持が集まった。若い世代からも「朝といえば羽鳥さんってイメージが強い」(茨城県/20代・男性)、「安定している」(千葉県/20代・女性)と称賛の声が届いている。

 来年で50歳を迎える羽鳥アナ。年齢に対して若々しく、端正な顔立ち、長身で抜群のスタイルと、爽やか要素満載。「番組が面白いので」(埼玉県/30代・男性)バラエティ慣れもしており、情報を届ける番組に緩急をつけながら届けてくれるのも人気だ。


■ついにTOP3入り! 視聴者の気になる事象を届ける“Mr.スッキリ”

 昨年初登場で6位にランクインした【加藤浩次】が、今年はTOP3入りを果たした。『スッキリ』総合司会は2006年からで、今年で14年を迎える。その間も相方・山本圭壱の不祥事や、吉本の御家騒動など様々な苦難がありつつも、その都度、当事者であること以前に総合司会という立場からニュートラルに情報を伝えてきた。

 身内の不祥事にも聖域なく真摯に向き合う姿に「加藤さんの真面目さと面白さを朝見るのが好き」(東京都/30代・女性)、「忖度なく、かと言って好きなことを言いたい放題でもなく、常に中立な立場でしっかりと自分なりの発言をするところが心地よい」(東京都/50代・女性)と称賛された。

 5月7日の同番組ではコロナ禍で暴走する自粛警察に加藤は「間違った善意というのは悪意」と苦言。公明正大に社会への疑問を指摘する姿に「元気が出るエネルギーと視聴者の側に立った冷静さを併せ持っていると思う」(埼玉県/30代・女性)など、特に20代、30代からの票も集めた。

 ニュートラルで、視聴者の知りたいことを的確に伝える姿勢が反映されたTOP3入り。そこに、芸人としてのユーモアを交えつつも時にヒリヒリさせる“狂犬”らしさも忘れない姿が、朝の時間帯に異彩を放っている。

■常連がズラリと並んだTOP10 華を添える女性アナの存在

 TOP10を振り返ると、【高瀬耕造】アナ(8位)、【三宅正治】アナ(9位)、【軽部真一】アナ(10位)と、長年朝の情報番組を支えてきた面々がランクインしている。ベテラン勢が並ぶなか、4位の【永島優美】アナと、5位の【夏目三久】は昨年同様の順位をキープ。

 特に、“ユミパン”の愛称で親しまれている永島アナは、『めざましテレビ』の7代目女性メインキャスターとして2016年に就任し、今年で4年目を迎えている。品の良さと落ち着いた雰囲気とは裏腹に、度々“永島優美迷言集”として毎年言い間違いが話題となることも。「ニュースも読めるし、面白い」(埼玉県/50代・女性)、「この人の笑顔を見ると朝から元気になる」(宮城県/50代・男性)とのコメントもあり、ユーモアを交えたアナウンスで視聴者の心を和ませている。

 7位の【徳島えりか】アナは初ランクイン。2011年から数えると9年と『ZIP!』出演歴は長いが、2019年に総合司会に就任し、“朝の顔”としての認知度を一気に上げた。同じく総合司会であり、同ランキング殿堂入りの桝太一アナとのコンビネーションも抜群の徳島アナ。「ほんわかする話し方と、ニュースを読むときのギャップがいい」(東京都/30代・女性)、「毎朝観ても、嫌みがない」(茨城県/40代・男性)と男女問わず、人気を博している。

 限られた忙しい時間のなかで、しっかりしたアナウンス技術で有益な情報を伝えられるかが、朝の情報番組の重要なポイント。“正確さ”は大前提であるが、硬くなり過ぎず適度な抜け感やユーモアも必要となる。水卜アナや永島アナ、徳島アナといった女性アナウンサーが、軽やかかつ華やかに伝えてくれるだけで、1日のスタートを前向きにしてくれる。世界情勢にコロナ情報、芸能人のスキャンダルなど、センシティブな情報が多い今だからこそ、彼女たちの天真爛漫さが朝の癒しのひと時となっている。

【調査概要】
調査時期:2020年5月19日(火)~5月25日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコンモニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコンモニターリサーチ