およそ3ヶ月ぶりとなる米メジャーの新作として今月12日より公開中の映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。このたび、四姉妹を演じたエマ・ワトソンらが姉妹へのそれぞれの想いを熱く語る特別映像が解禁された。

【動画】原作「若草物語」で有名なシーンの再現も

 その時代の人気若手女優によって何度も映画化されてきた名作「若草物語」を、映画『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ監督と主演のシアーシャ・ローナンの再タッグで映画化。小説家を夢見る次女・ジョーの視点で、力強く生きていくマーチ家の四姉妹を描く。共演はエマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、ティモシー・シャラメほか。

 今回の特別映像で、「“若草物語”は昔から私の一部だった」「私はこの四姉妹が大好きで天才だと思っていたわ」と原作に対する思い入れを語るグレタ・ガーウィグ監督。そして、小説家を目指す次女・ジョーを演じたシアーシャ・ローナンは「ジョーは威勢のいい自信家で社交的で独創的よ」と彼女のキャラクターを表し、続く映像では、文学についての広い知識を持ち、彼女の作品を初めて的確に批評した存在であるフレデリック・ベア(ルイ・ガレル)に対して「あなたは批判するだけ」「誰の記憶にも残らない」「私は文学史に名を残す」とまるで威勢よく啖呵(たんか)をきるシーンは、シアーシャの言葉のように説得力がある。

 次に登場するのは“マーチ家の中でもいろいろやらかす存在である末っ子・エイミー”を演じるフローレンス・ピュー。四姉妹の中でいつの時代でもいろいろな議論の的にもなるこの末っ子についてフローレンス・ピュー は「エイミーのイメージは甘えん坊で野心家、でも本作では彼女の繊細さや人間らしさが描かれてる」とこれまで描かれてきたエイミー像とは違って「三流の画家になるくらいならきっぱりやめる」と、頑固だけど、とても賢く自分のことが見えている賢い女性として語っている。

 ほか「ベスは内気だけど芯が強い女性よ」と解釈し、病気がちだが心優しい三女・ベスを演じるエリザ・スカンレンや、「長女のメグは女性的で結婚を望んでいる」とエマ・ワトソンが表現するように、お金持ちではないけれど誠実な男性家庭教師のジョン・ブルック(ジェームズ・ノートン)と結婚しようとするメグが、「あんな男2年で飽きる」と言い放つジョーに対して、「私にはあなたと違う夢があるの」とはっきりと自分の意思を告げるシーンも。

 最後、四姉妹の母親を演じたローラ・ダーンは「多くの人にとって『若草物語』は理解されない苦しみを描いた、初めての作品よ」と語っている。

 ジョーがメグの髪の毛を巻こうとしてヘアアイロンで焦がしてしまうシーンや、エイミーとジョーが喧嘩して原稿を燃やしてしまうシーンなど、原作で有名なシーンも随所に差し込まれた、貴重な特別映像となっている。