俳優・大鶴佐助と女優・大鶴美仁音が16日、東京・浅草九劇で、ふたり芝居『いかけしごむ』のゲネプロを開催。本番は観客を入れず、ライブ配信で行われるにあたり、これまでになかった手段で演劇を届けることへの意気込みを語った。

【別カット】ふたり芝居『いかけしごむ』ゲネプロの様子

 初のオンライン芝居に挑戦する2人。佐助は「単純にやるかやらないかで言ったら、マスクをつけてでもやるのが役者。芝居をしないと生きていることにならないと思いますし、能動的に抜け穴を見つけて芝居をする良いチャンスだと思います」とコロナ対策をしながらでの状況をプラスに捉えた。

 美仁音も「お客さまにはいていただきたいですし、生物が演劇の良いところ」と話しながら「やるかやらないならば、やったほうがいいと思います」と佐助に同意。「画面の向こうにいる人たちに笑ってもらえるように、一生懸命やりたい」と意気込んだ。

 物語は、とある日の暗い夜、無駄に過ごす女のところへと、サラリーマンで発明家の男が何かに追われてやってくる場面からスタート。女は“事実”にこだわりながら、男の秘密を話させようとする。1人のリアリズムの世界が、もう1人のリアリズムの世界をゆっくりと侵食し、そこに残るもの、そしてそこにもともとあったものが、明らかになっていく。

 配信は、あす17日と18日の午後7時30分から。また、ゲネプロにはなかったある仕掛けが本番では仕込まれているという。