男性デュオ・ゆずが23日、北川悠仁が作詞作曲を手がけた新曲「そのときには」のミュージックビデオ(MV)をYouTubeの公式チャンネルで公開した。

【写真】ゆず・北川が公開したレコーディング映像

 同曲は、4月11日に北川が行ったYouTube Liveの中で、歌詞が乗っていない曲の断片を先行披露。その後、ファンに向け「新型コロナウイルスが収束した、“そのとき”にしたいこと」をテーマに、SNSでメッセージを募集した。

 北川は集まった投稿のすべてに目を通したうえで制作をスタート。これまでオープンにしてこなかった、レコーディングや歌詞の歌い分けを行う映像を自身のインスタグラムで定期的に発信してきた。今月20日には、WEBラジオ『Yuzucast』でフル尺音源を初オンエアし、ファンの間で話題を集めた。

 MVは横浜にある北川のプライベートスタジオ、STUDIO HOUSEで撮影。ごく少数のスタッフと最低限の撮影機材のみ準備し、滞在スタッフはマスクを着用。消毒や換気をし、密閉・密集・密接の“3密”を避けながら、北川と岩沢厚治は時間帯をずらして個別に撮影を行った。

 MV公開にあたって北川がメッセージを寄せ、楽曲制作の経緯や背景、自身の「そのときには」がつづられている。

■ゆず・北川悠仁コメント

「そのときには」の楽曲制作に参加してくれたみんな、本当にありがとう。
たくさんの想いを、言葉で、歌詞で、そして歌に乗せてくれた人もいた。
どれも素晴らしく、どれも正解だった。
投稿はしなくとも、曲を楽しみに応援してくれてたみんなもありがとう。

みんなの想いを受けて、歌詞をツギハギみたいに作っていくのではなく、
一度みんなの想いを全部受け止めて、そして飲み込んで、
みんなへの返信というか、みんなに呼応する形で
自分の言葉にして返そうって思った。

最初はみんなが大変な時期に、なにか願いや希望を持っていられるように、
この曲が、ある種の“ゴールテープ”のようなものに
なればいいのかなって思っていた。

だけど作品を作っていくうちに、自分の中で色んな感情が湧いてきて。
この期間に感じたことを、当たり前に思いすぎていたことに反省したり、
感謝するこの気持ちを、どう忘れずに未来に活かしていくかの方が大切に思えた。
だからゴールテープではなく、終息したときに、
この曲を”立ち返る場所”にしたいと思いました。

曲を作っていく過程をみんなに見せながらレコーディングするのは、
鶴の恩返しの機織りを見せるような気分なので少し悩みましたが、
この曲作りを一緒に体感してもらえたなら、やってよかったと思えます。

いつかこの曲を、みんなにライブで聴いてもらうのが、
今の自分の「そのときには」です。

そのときまで、みんなどうか元気で。

ゆず北川悠仁