大手芸能プロダクション・レプロエンタテインメントは21日、芸能の聖地・浅草に開業し4年目を迎える劇場・浅草九劇を“オンライン型演劇場”としてリニューアルすることを発表した。

【写真】赤旗が並ぶ 浅草九劇の外観

 2017年の開業以来、「人を育む劇場」というコンセプトを体現するく、才能溢れるアーティストやクリエイター、多くのファン魅了してきた浅草九劇。しかし、新型コロナウイルス感染症による影響で続々と公演は中止となり、演劇・ライブエンタテインメントの自粛が求められる日々が続いている。

 そこで、浅草九劇では、作品のオンライン配信が快適にできるような設備とスタッフを常設し、その企画と製作をサポート。舞台芸術に関わる全ての人に危機が訪れている中で、「私たちが今するべきことは、開業以来続く『人を育む劇場』としてこれからも、アーティストやクリエイター、そしてファンの皆様に貢献していきたいということです」との思いから“オンライン型演劇場”というリニューアルを決意した。

 リニューアルに伴い、カメラ(計6台)、スイッチャー、ディスプレイなどの機材を新たに導入し、常設。これにより、ライブ配信や収録でのオンライン配信が可能となり、DVDやBlu-rayのパッケージ制作、ネット販売までもワンストップで実現可能となる。また、同機材を使用した、他劇場への出張配信や出張収録も予定している。

 6月からは、具体的にオンラインコンテンツの企画と製作を進めていき、無観客配信をはじめとした、オンラインでの公演を実施予定。

 浅草九劇プロデューサー・佐々木弘毅氏は「浅草九劇は、今まで以上にクリエイターの熱意や努力に寄り添い、作品が生まれる瞬間を見守っていきたいと思います」と伝え「オンライン配信を通じて『エンタテインメントの再開を心待ちにしているお客様一人ひとりと、クリエイターとが手を取り合うことのできる』、そんな劇場を改めて目指します。そして、いつかまた劇場にお客様が戻ってきてくれることを強く願っています」とコメントしている。