昨年12月12日よりTwitterでスタートし、SNSで話題となっていた漫画家・きくちゆうき氏の4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が20日、最終回(第100話)を迎えた。約195万人(20日午後7時現在)のフォロワーから続々と惜しむ声などが寄せられ“ワニロス”となっている。

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 100日目の第100話は、4コマではなく13コマで描かれ最終回を迎えた。99話目から続く花見の内容で、最終話を見たファンは「これは、一体どういうことなのかな?」「心のどこかで『なんだかんだきっとハッピーエンドで終わるっしょ!』って思ってた」「ありがとうワニくん…」「最後のコマ、ワニの目線かな」などと感想を述べ、「明日から読むことができないのか…」「101日目を期待しています」「いろいろと考えさせられた漫画でした。少し心が重い…」などと惜しむ声が多くあがっている。

 また、毎日午後7時に更新される作品だったが、20分遅れで投稿され元テレビ東京の大橋未歩アナウンサーは「100日目のワニ、19時になっても更新されない。あーだこーだ言いたかった相手がいなくなる。『死』ってそういうことだよね。ほんとにこのままなら鳥肌。『死』を最高の裏切りで生々しくつきつけてくれた」と“死”について取り上げた作品の意図を考察していた。

 『100日後に死ぬワニ』は、きくち氏が自身のツイッター(@yuukikikuchi)で投稿している漫画で、主人公のワニの日常を描いた物語。しかし「100日後の死」を前提に描いており、1日目は、ワニがただテレビを見て笑っているだけの誰にでもある普通の風景だが、4コマ目の最後に「死まであと99日」と“死”へのカウントダウンを告知していた。

 ワニ自身は自分の未来を知りもせず、普段と変わらない毎日を過ごしているのだが、刻一刻と迫るXデーに読者は見守りながら「100日目は一体どうなるのか?」「やだ、死なないでほしい」「100日間ずっと笑っていてほしい」などとコメントしており、フォロワーも当初は1万ほどだったのが、1月中旬には40万強、2月中旬に90万を超え、3月17日には150万を突破。20日午後7時の時点では約195万で、この3ヶ月で約190万以上増え、多くのメディアも取り上げるなど大きな反響となっていた。

 きくち氏は以前、ORICON NEWSのインタビューに応じた際、「『いつか死ぬ』生きているということはいつか死ぬということ。自分の『終わり』や周りの人の『終わり』それを意識すると、行動や生き方がより良い方向にいくのではないか。ワニを通してそれらを考えるきっかけにでもなればいいなと思っています」と作品に込めた思いを説明。ラストシーンについては「決まっています」と答えていた。