女優・杏(33)の夫で、俳優の東出昌大(32)が17日、都内で行われた映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』(20日公開)の直前トークイベントに参加。女優・唐田えりか(22)との不倫や杏との別居を報じられて以来、初めて公の場に姿をみせ、イベント終了後には報道陣の取材にも応じ、一連の騒動を謝罪した。

【写真】報道陣の前で深く頭を下げる東出昌大

 100人を超える報道陣を前に東出は「この度は、お仕事の関係者に多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」と深々と一礼して謝罪。「最も謝罪しなければいけないのは、妻に対してだと思っています」と語り「毎日、妻に対して、子どもに対して申し訳ない気持ちがある。妻を傷つけてしまい申し訳ない」と心境を吐露した。

 子どもとは会えているのか問われると「別居してからは会えていません。しかし、毎晩のようにビデオ通話をしてくれて…。子どもはまだ小さく携帯の操作もできないので妻が代わって(かけてくれる)」と明かした。やり取りについては「詳しくは申し上げられません」とし「子どもたちの姿は『かわいいな』という思いと、『申し訳ない思い』の両方を抱きます」と涙声で語った。

 杏には「感謝の気持ちがあります。ただ、彼女がどういう思いの中、子どもたちの連絡をつなげてくれるのか…。想像はしますが、その気持ちを代弁することはできません…」と話すに留めていた。

 杏と東出はNHKの連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年9月~14年3月)での共演を機に交際をスタートさせ、15年の元日に結婚。翌16年には双子の女児、17年には男児が誕生している。

 同作は1969年5月13日に東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた作家三島由紀夫と、東大全共闘との伝説の討論会の様子を軸に、三島由紀夫の生き様を映したドキュメンタリー。高精細映像にリストアし、当時の関係者や現代の文学者、ジャーナリストなどの識者ほか、三島についての「生きた」証言を集め、1969年と約半世紀後の現代を結ぶ作品となっている。

 東出は三島が書き上げた日に生涯を閉じた“最後の”長編小説『豊饒の海』の舞台にも出演し、多くの三島作品を読破されていることから、製作陣よりナレーターにオファーされた。

 囲み取材前に行われたイベントで東出は「ナレーションを担当しました東出昌大と申します。本日はよろしくお願いします」と、少しかたい表情であいさつし深々と一礼。その後、豊島圭介監督の「東大で会ったのはアントニオ猪木だけ。『PKO反対』って。『元気ですか』とは言われなかった」というトークには笑い、時おり笑顔も見せる和やかなムードでイベントは進行した。