NHKは16日、国際共同制作の特集ドラマ『太陽の子』を、第二次世界大戦終結から75周年の2020年8月15日、終戦記念日に総合・BK8K・BS4Kの各チャンネルで放送することを発表した。俳優の柳楽優弥、有村架純、三浦春馬らの出演で、戦時下の科学者の苦悩を描く青春群像劇。出演者3人からコメントが届いている。

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 第二次世界大戦末期、京都大学の物理学研究室に海軍から下された密命は、核分裂のエネルギーを使った新型爆弾を作ること。日本を救うため研究を進める一方で、科学者として兵器開発をすすめるべきなのか苦悩する研究者たち。研究好きの石村修(柳楽)は、純粋に実験に取り組もうとするが、時代の波に翻ろうされていく。弟の裕之(三浦)もまた、戦争の真実に向き合わざるを得ない。そして、兄弟が秘かに想いを寄せる朝倉世津(有村)は未来を語ろうとするが…。史実をもとに描く、若者たちの戦争の悲劇の物語。

 ほかに、三浦誠己、宇野祥平、尾上寛之、渡辺大知、葉山奨之、奥野瑛太、イッセー尾形、山本晋也、國村隼、田中裕子などが出演する。

■柳楽優弥のコメント
 科学は人間にとって善にも悪にもなり得る。きっと主人公も思い悩んだであろう問題に僕自身も真剣に向き合いました。この役を演じる事への責任を今でも感じています。全スタッフ、全キャスト一丸となって丁寧に取り組んだ作品です。ご期待下さい。

■有村架純のコメント
 人が亡くなる悲しみよりも、明日は自分が死ぬかもしれないという恐怖。次第に何事にも無感動になり人間としての感覚が麻痺していく。明日を今日をどう生き抜くか、人々が必死に毎日を耐え忍んだそんな状況下でも、幾つもの美しい朝を迎え、澄んだ空を見上げた人々がいたはずだと私は思いました。戦争が起きていることが嘘みたいに、その時ばかりは一瞬でも忘れられる。世津はその一人。今日を生きたことを後悔しないように、毎日訪れてくれる日常を愛おしく噛み締めた女性。そう生きることが彼女なりの覚悟として捉え演じました。飲み込んだ言葉もきっとたくさんあったはず。戦争を経験していない、生きたことのない時代をイメージするには限界があるかもしれませんが、女性の凄みはいつの時代も変わらずにあるということを学びました。

■三浦春馬のコメント
 散る事を見据え、残された日々をどう過ごすべきか…。家族に対して気丈に振る舞う学徒出陣兵がどれだけつらかったか…。若くして、自分が居ない未来に希望を託す青年の想いを役を通して考えさせられました。世界で唯一の被爆国の日本ですが、私たち日本人も原子力爆弾を用いて戦争を終わらそうとしていた事実を、この作品で私同様多くの方が知る事になった後、今まで以上に日本が平和と希望を願える美しい国になるよう祈ります。