人気グループ・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が主演する日本テレビの“シンドラ”枠『やめるときも、すこやかなるときも』(毎週月曜 深0:59※関東ローカル)の23日の最終回を前にヒロインを務めた奈緒とともにクランクアップを迎えた。藤ヶ谷は「すごく良いチームでした。そして良い作品、それに尽きます。それぞれのキャラクターも愛おしい。監督の持っている世界観と女性ならではの目線とか、すごく親身になって色々話をしてくださったので、良いチームで救われたなと思っています」と感謝を込めた。

【写真】キーパーソン・真織を演じる中井友望

 家具職人の壱晴を演じるためクランクイン前から実際に家具工房を訪れ、カンナなどの工具や木の扱い方を職人さんから学んだ藤ヶ谷。「自分は不器用なので、とても難しい」と最初は苦戦していたが、練習を重ねるたびに上達。家具職人の仕事の楽しさと苦労を身をもって体験し、より気合いを入れて撮影に臨んだ。

 撮影初日から藤ヶ谷も奈緒も、それぞれが演じる役柄のように2人の持つ柔らかい雰囲気と、お芝居に対する真剣な姿勢が呼応し、その日から撮影現場には、壱晴と桜子が鮮やかにそこに存在。連日の撮影間には、藤ヶ谷が現場スタッフにあだ名をつけたり、一緒に買い出しに出かけたり…少ない時間の中、物語の重要な場所となっている松江にも足を運んだ。

 時に物語の中には苦しくなるようなシーンもあったがまさに『ONE TEAM』を合言葉に撮影は順調に進行。共演の柳葉優太役の五関晃一(A.B.C-Z)と藤ヶ谷、水沢彩芽役の金澤美穂と奈緒はそれぞれ親交がある間柄だけに、自然な間合いの芝居で監督やスタッフを驚かせた。師匠役の火野正平とも、すぐに打ち解け、火野のアドリブにも自然に応えるなどまるで本当の師弟関係のように思える場面も。

 最後はで藤ヶ谷演じる須藤壱晴と奈緒演じる本橋桜子の2人の運命を変える瞬間となる歩道橋のシーンで終了。極寒のなかとなったが、キャスト・スタッフは笑顔ですべての撮影を完走した。
 
■クランクアップコメント
藤ヶ谷太輔
すごく良いチームでした。そして良い作品、それに尽きます。それぞれのキャラクターも愛おしい。監督の持っている世界観と女性ならではの目線とか、すごく親身になって色々話をしてくださったので、良いチームで救われたなと思っています。
このドラマは、物語がキラキラした恋愛だけじゃないので、すごく重いシーンや、しっかり沈むようなシーンも続いたりするんですけど、本番以外の場面ではチームで明るく楽しく、やるときはやるみたいな、凄くメリハリのあるチームだったので、助かりました。とても楽しかったです。

初めの頃は、声のリズムとか緩急とか、壱晴のミステリアスな雰囲気の塩梅を探すのが難しかったです。壱晴がどういう気持ちでいるのか、考えすぎてしまったり…。最後、壱晴は大事なシーンで、桜子の大切さに気付くんです。自分で演じておきながらですけど、監督や奈緒さんと『壱晴と桜子には、幸せになってほしいよね』って話をしました。『(相手を)受け入れる』って言葉だと当たり前に感じるけど、撮影を通して、改めてその大切さと難しさを感じましたね。本当にできるのか、と。壱晴自身も、自分で乗り越えなきゃいけないトラウマがあって、自分自身のことがよく見えていなくて、桜子を振り回してしまうこともあると思うんです。だから、皆さんにも温かく見守っていただければ。

このドラマの大きなメッセージとして、作品をごらんになった方が、自分も恋愛してみようかなとか、あの人どうしてるかなとか、恋とか愛について一歩踏み出せるような、考える時間ができるような作品になっていますので、皆さんにも、そういうのを思い浮かべていただけたらうれしいです。

奈緒
本当にあっという間で、すごく濃ゆい毎日で、本当はもっともっと現場にいたいので、寂しいです。『やめるときも、すこやかなるときも』は、読んだ時から大好きな作品なので、完成してすごくうれしく思います。藤ヶ谷さんは、お会いするまではクールな印象があったんですけど、そんなことはなくて。

ラブストーリーで、壱晴さんとして、そこにいてくださることが、とても信じられる方でした。ご一緒できて、すごくお芝居も楽しかったですし、空き時間もチーム全体に気を配ってくださっていて、現場の空気を作ってくださいました。松江での撮影はとても思い出に残っていて、短いながらも共演者の皆さんと、スタッフさんたちと楽しみながら撮影することができました。

この作品はラブストーリーなんですけど、もちろん桜子と壱晴の結末を知って、もう一度初めから観ても2人の細かな心情というのが、すごく皆さんに楽しんで観ていただけるのではと思います。

家族とか、周りの方たちとも、ぜひお話ししてみてください。壱晴さんと桜子の、最後の瞬間まで、よろしくお願いします。