女優の石田ひかりが、2016年から司会を務めてきたNHK・Eテレの『にっぽんの芸能』(毎週金曜 後11:11~11:54)を今月27日放送分をもって卒業することになり、きのう12日、最後の収録を行った。

【写真】後任の高橋英樹

 収録後、はなむけの花束を手に、司会として番組に出演した4年間の思いを語った。

 「とうとうこの日が来てしまったなという気持ちです。初めてお話をいただいた時は、特に知識があるわけではないので本当に自信が無かったのですが、『視聴者代表として、古典芸能がわからない人代表としていてください』と言っていただけたので、なんとかこの4年間続けることができました。古典芸能の世界は皆さま生涯をかけてお稽古に励まれ、全てが血のにじむ努力のたまものなので、どの回も印象深く、私の財産となりました」。

 番組を通して触れてきた古典芸能の魅力についても熱弁。

 「古典芸能というだけで難しそうで見に行くのに勇気がいります。どこでやっているのか、チケットをどう買ったら良いのか、わからないことだらけに感じるかもしれません。独特の世界だと思われがちですし、実際そういう一面もあると思います。しかし、たとえば意識して お能の チケット を 取ろうと思ったら、そんなに高いお値段でなく、電話でもネットでも取ることができます。とにかく一度行ってみたら、ものすごく目の前が開けると思います。番組はこれからも続きますし、変わらず楽しんでいただけたらと思います。本当に4年間ありがとうございました」。

 石田にとって最後の出演回となる27日は、「もう一度見たい石田ひかりが選ぶ『にっぽんの芸能』)と題し、16年から現在までを自身の目線で振り返り、ゲスト の名演、スタジオでの名言、全国各地で行ったロケなど、ハイライトを放送。

 4月からは、俳優の高橋英樹と、現在放送中の『スカーレット』の語りを担当している中條誠子アナウンサーが担当する。

■今後のラインナップ
3月13日 地唄さまざま
3月20日 同時解説でスッキリ!「素踊り」の魅力
3月27日 もう一度見たい石田ひかりが選ぶ『にっぽんの芸能』

■『にっぽんの芸能』歴代MC
2013年度~15年度 南野陽子、古谷敏郎 アナウンサー
2016年度~17年度 石田ひかり、秋鹿真人アナウンサー
2017年度~19年度 石田ひかり、吉田真人アナウンサー
2020年度~ 高橋英樹、中條誠子アナウンサー