ディズニー・アニメーションを実写映画化した『ムーラン』(5月22日公開)のワールドプレミアが米ロサンゼルスで現地時間9日(日本時間10日)に開催された。

【写真】エンドソングを担当するクリスティーナ・アギレラ

 ムーラン役を務めたリウ・イーフェイをはじめ、ジェット・リーや、ドニー・イェンらキャスト、ニキ・カーロ監督が登場。アニメーション版に引き続き、エンドソングを担当するクリスティーナ・アギレラも会場に姿をみせ、大きな盛り上がりを見せた。

 この日の会場となったエル・キャピタンシアターでは、ムーランを象徴する鮮やかな紅色のカーペットが敷き詰められ、正面入り口には、劇中の世界観満載の黄金に輝くゲートが設置され、本作の壮大な世界観と共に、厳かな雰囲気が辺り一帯を包み込んだ。

 ムーランが男性と偽って入った軍を束ねるタン司令官役のドニー・イェンは、「こんな作品をずっと待ち望んでいたんだ。とても楽しく撮影できたよ! ディズニーのヒロインの中で、僕が最も気に入っているキャラクターがムーランだ。ぜひ注目してほしいね」と、公開を待つ世界中のファンへ向けてメッセージを送った。

 本作を手掛けたニキ・カーロ監督は、「最高の気分よ! この仕事が始まってからほぼ3年の間、ずっとこの物語の中で生きてきたの。今日のワールドプレミアでやっと観客にこの映画をお届けできることが本当に最高だと思うわ」と、喜びを表現。主人公ムーランについて、「忠誠心、勇気、家族に対する深い愛情、そして知性、激しい情熱、力強さのすべてが彼女の魅力なの」と口火を切ると、「ムーランは特に女性でありながら、父親の代わりとして戦士となる勇敢な姿がとても素晴らしいと思っているわ」と、これまでのディズニーヒロインとは異なる、ムーランの魅力について熱く語っていた。

 ゴールドの刺繍が施された煌びやかなドレスで登場したリウ・イーフェイは、ムーランを演じていた時の引き締まった表情とは打って変わって、穏やかな笑みを浮かべ、「コンニチハ、皆さん、イーフェイです。」と日本スタッフの呼びかけに日本語であいさつに応じた。「とても幸せな気分よ。スタッフやキャスト、古い友人とも再会できて、この喜びを分かち合っているの。この日を迎えることができて本当に最高だわ」と、喜びが湧きあがる心境を語り、会場に駆け付けたファンとの交流も楽しんでいた。

 クリスティーナ・アギレラは、鮮やかなピンクとレッドの衣装で会場中の視線を釘付けにして、ディズニーの新たなヒロインの誕生に華を添えた。

 同映画は、父の身代わりとなり、男性と偽って兵士となったムーランが、家の守り神である“不死鳥”に見守られながら、厳しい訓練と努力を重ね、驚くべき戦闘能力を開花させていく。闘いの日々の果てに、彼女を待ち受ける運命とは? そして、“本当の自分”と“偽りの自分”の間で葛藤する彼女が最後に下した決断とは?