今期プライム帯唯一のラブコメドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の人気が止まらない。ドラマ視聴者の満足度を調査した「オリコンドラマバリュー」(2月25~3月2日の放送を対象に集計)では、100Pt満点中、前週95Ptをさらに上回る97Ptを記録。今期トップを走る『テセウスの船』(TBS系)も前週96Ptから98Ptまで上昇しており、2作が僅差で上位を争う結果に。今期、満足度No.1ドラマはどちらになるか、ますます目が離せない状況になっている。

【表】ドラマ満足度「オリコンドラマバリュー」ランキングTOP10

■『恋つづ』、驚異の満足度上昇率、佐藤健の甘い表情とセリフに大反響

「医療もの」が豊作な1月期。病院を舞台に緊張感あふれる作品がラインナップされているなか、『恋はつづくよどこまでも』は、上白石萌音演じるポンコツ新米看護師と、佐藤健演じる超ドSな医師との恋愛が描かれている。

 主人公に冷たく厳しいが、ふとしたときに見せるドS医師の優しさは「国宝級」。その王道のラブコメストーリーに「ハマった」という声が続々と寄せられ、視聴者の満足度は上昇傾向に。好結果につながった要因のひとつには、佐藤健の演技の新境地を楽しめるところにもあるだろう。

 特筆すべきは、満足度の上昇率だ。『恋つづ』の初回満足度は45Pt。『テセウスの船』の71Ptと比べても、かなり堅調なスタートだったと言える。ところが佐藤のドSぶりが、世の中を“悶絶”させ始めると、満足度も右肩上がりで上昇。前述したようにとうとう7話では97Ptを記録。初回比215%と、満足度は今や当初の予想を覆し、倍増している。

 佐藤健はこれまでに、アクションやSF、時代劇、コメディなどさまざまなジャンルの映画やドラマに出演し、作品を追うごとに新たな魅力を開花してきた。そして30歳になって、本作が初めての少女漫画原作の王道ラブコメ作品への出演となった。カメラ目線でみせる佐藤の甘い表情と演技は、視聴者にもますます新鮮に映ったことだろう。

 実際、視聴者からは、「毎週、佐藤健くんを楽しみにしている」(50代女性/兵庫)、「佐藤健は見栄えがする」(30代女性/千葉)、「オーラがある」(30代女性/千葉)、「佐藤健のツンデレな演技がたまりません!」(20代女性/東京)など、数えきれない高評価が多数寄せられ、番組公式のファンメッセージにも、「ワンクールで終わらせないで」(10代女性)、「まさか自分がこんな歳になってもドラマを観てこんなにキュンキュンするとは」(40代女性)との声が多数寄せられている。

 ちなみに、インスタグラムのフォロワー数は約80万と、SNSも大反響(3/9時点)。どれほど口コミで評判が広がっているのかも、こんな数字から推し量ることができるだろう。

■『テセウスの船』、前クール『グランメゾン東京』の記録に到達

 一方、竹内涼真主演のTBS系日曜劇場『テセウスの船』(毎週日曜 後9:00)は、7話目(3月1日放送)にして自己最高の98Ptを獲得。前クール2019年10月期の同枠の木村拓哉主演『グランメゾン東京』の最高記録に追いついた。

 このほか、3位の『知らなくていいコト』も追い上げが続く。第8話(2月26日)の放送が、前週79Ptから89Ptと大きく数値を伸ばした。吉高由里子が演じる主人公・ケイトにかかわる衝撃の展開が続いており、目が離せない内容に次週の反響も注目が集まりそうだ。

●オリコン ドラマバリューとは
オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1~20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。