テレビ東京で2期(2018年、19年)にわたって放送された、短編アニメ『テレビ野郎ナナーナ』のシーズン3が決定。『テレビ野郎ナナーナ 怪物クラーケンを追え!』が4月16日から放送される(毎週木曜 後7:53※初回は時間変更の可能性あり)。

【写真】メインキャラクターを演じる3人

 あまりのバカバカしさとグダグダ感で視聴者を脱力させたアニメが、しつこく帰ってくる。アニメ『The World of GOLDEN EGGS』や、ディズニー『キュービッ
クマウスシリーズ』などで知られるCGアニメクリエイター・ 文原聡氏が手がける本作は、低予算にあえぐ貧乏テレビ局「テレビナナーナ」撮影クルーの探検を描き、多様なパロディや予想外のゲストの登場などで話題づくりに励んできたオリジナルのアニメシリーズ。

 メインキャストは前作までと同じ3人。熱血ディレクター・七岡の声を演じるのは、芸人のビビる大木。いつも不安そうなカメラマン・七森の声を演じるのは、俳優の温水洋一。ブツブツ文句が多いAD・七山の声を演じるのは、芸人のつぶやきシロー。息が合っているのか合っていないのかわからない、グダグダなアドリブの暴走はシーズン3でも止まらない!?

 そんな3人が挑むのは、その姿を見て生きて戻った者はいないという伝説の大ダコ・クラーケンの撮影。ダイオウイカで高視聴率をとった公共放送にあやかり、柳の下の二匹目のドジョウを狙う。しかし、クラーケンが潜むのは“魔の海域”と呼ばれる危険地帯。安直な企画のわりには、命がけの過酷なロケが始まった。そんな彼らの探検を“空前のスケール”でコミカルに描いていく。あっと驚くゲスト声優も期待したい。

 脚本・監督の文原氏は「3作目ともなるといろいろと初心を忘れ始めてしまう危険な時期ですが、自分はいま低予算のテレビ局でお仕事をさせていただいているんだ!という自覚を忘れてしまっては作品の軸がブレてしまうので、今回はみんなで番組特製“低予算Tシャツ”を着用し、気合を入れて収録に挑みました」と、裏話を明かす。

 実際、同局では「カラーコピー禁止」「番組制作費一律カット」となり、同アニメの制作費も削減された。そんな逆境にも「追い詰められるほど、底力を発揮するのが“テレビ野郎”。文原監督のアイデアはさらに冴えわたり、思いのたけを作品にぶつけました。ビビるさん、温水さん、つぶやきさんの3人は、収録時のお弁当がなくなったことを嘆きながら、リアルに感情移入しました」と、小林史憲プロデューサー(テレビ東京)。

 文原監督は「これまでにも増して低予算という概念を追求した内容になったと思います。涙ぐましい貧乏テレビスタッフの奮闘を、ぜひお楽しみ下さい」と、呼びかけている。