俳優の田中圭と中村倫也が6日、都内でテレビ朝日系ドラマスペシャル『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』(15日 後9:00)の会見が行われた。新型コロナウイルス感染症の感染予防に配慮して、記者席が間隔を開けて設置されていたため、壇上からの眺めは「すごく不思議な感じです」と田中。会見の終わりには、「撮影は半年ぐらい前で、すごく楽しかった思い出がある。習字して、生け花して、倫也と手を繋ぐことになるとは」と語り、作品について語る機会を得られたことに感謝の思いをにじませていた。

【画像】『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』メインビジュアル

 この日、田中と中村の共同作業で書道と華道に挑戦。田中が「不協」、中村が「和音」と墨文字で書いた掛け軸が披露され、即興で花を生けることに。生け花は「初めて。やってみたかった」という中村に、「(経験が)あったらここに刺しますか?」と大胆に花を生ける田中。とっさに中村が「エターナルラブ」と名付けた作品は、準備を担当した生け花の先生からも「こんなにできるとは。もっとぐちゃぐちゃになると思っていた」とほめられていた。

 今回のドラマで、兄弟を演じた2人。刑事だった父が自白強要でえん罪を生んだことが引き金となり、幼くして生き別れた兄弟が、時を経て、兄・川上祐介(田中)は愚直なまでにまっすぐに事件と向き合う熱血刑事に、弟・唐沢真佐人(中村)は冷静沈着に事件と向き合う東大卒エリート検事になっており、奇しくも難事件の捜査で21年ぶりの再会を果たす。そんな兄弟が、お互いに譲れない信念をぶつけ合いながら真相を解明していく物語。

 同じ作品に出演したことはあっても、今回ほど濃密な関係性で共演したことがなかったという2人。お互いの印象について、田中は「お芝居を通して会話ができる方なので、すごく気持ちよかったです。こちらから何を仕掛けても平気ですし、逆にやってくるし。単純に楽しかったです」。

 中村も「圭くんは安心、安定の…みたいな、同業者の中での触れ込みがあったんです。圭くんがいるなら大丈夫、みたいな。それを今回、実感しました。僕からお芝居でちょっかいを出させてもらいましたけど、それも受けてくれるし、2人のシーンは、台本に書かれている以上に豊かなシーンになっていた。ハーモニーとしてよかったんじゃないかなって思います」と手応えを語っていた。

 撮影自体は、半年ほど前に終わっており、田中は「ようやく皆さんに見ていただけるといううれしさもありますし、反応も気になりますが、撮影してて楽しかったので、皆さんにも伝わればいいなと思います」と少し、ほっとしたような表情。

 中村は「いろんな世代の方が男性女性問わず楽しんでもらえる作品になっていると思う。それと、圭くんが寝間着姿の時の腕の筋肉、ツンデレ萌えなところも楽しんでいただけたら」とアピールしていた。