チケット販売サービス「イープラス」は5日、新型コロナウイルスの影響で各種イベントの中止・延期が相次いでいる現状を考慮し、チケット払戻しに伴う費用全額を同社が負担すると発表した。

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 先月26日、政府よりイベントの中止、延期、または規模縮小の要請を受けたことにより、興行主催者は安全対策、振替日程の調整、中止や延期の対応に追われるとともに、大きな経済的損失を受けることが予想される。

 通常、イベント中止の際に同社が払戻対応を行う場合、 コールセンターの人員、 返送されたチケットの郵便代や開封・返金処理、 返金に伴う振替払出証書の発行・郵送や現金振込手数料の費用として、興行主催者より中止払戻手数料をとっている。しかし、今回の事態を受け、主催者が負担するはずのこれら費用全額を同社が負担することが決定された。

 同社の代表取締役社長・倉見尚也氏は「現在、全国各地に渡る様々なジャンルの公演が、 次々と中止・延期となっていくことを目の当たりにしております。それぞれの公演主催者の方は、苦渋な判断とその対応に追われていることと思います」として、「当社も同様、その対応に追われておりますが、早期の事態の収束を祈るとともに、各種ライブ・エンタテインメントが早くお客様に届けられるよう当社も微力ながらも協力していくことが、この業界に携わる者として必要だと考え、このような対応の決断をいたしました」と経緯を説明している。