『天空の城ラピュタ』に登場する“ロボット兵”をお菓子で再現したという投稿がSNSで話題に。肩に小鳥を乗せ、「ポロロン ポロロン」と音を奏でながら、花を差し出す。そんな映画の名シーンがよみがえってくるようなリアルさで、「切なくなる傷つき具合」「これにはムスカ大佐もビックリ」「飛行石もすてき」などと反響が。作者の片岡麻美さん(@asami_kamioka)に、作品のこだわりについて話を聞いた。

【写真】ここまで来ると魔法のよう…ラピュタに猫バス、再現度が高すぎる上岡さんのお菓子たち

■最初は「失敗だと思った」マカロン生地を絶妙な技術でアレンジ
 
 朽ち果てている様子も見事に再現されている、ロボット兵。マカロンで作られているが、作者の上岡さんはその焼き上がりを最初に見た際に「失敗した」と思ってしまったのだそう。

――『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵、作ったきっかけは?
【上岡さん】マカロンでキャラクターを作るのにハマっていたので、大好きなジブリの作品を再現しようと思いました。トトロなども作っています。ロボット兵を作ったら面白そうと考えて早速作ってみたんです。

――投稿には11.8万いいねが。「傷つき具合がリアル」「これがマカロン?」「ジオラマといってもいいのでは」というコメントも多数ありました。反響をうけてあらためていかがですか?
【上岡さん】(空洞ができていたので)自分では失敗してしまって「あ、どうしよ」という感じでした。逆にその空洞を活かして、”壊れている感”が出るようにマカロンを割っていったのが難しいポイントでしたね。皆さんにたくさん褒めていただけたので、これはむしろ成功だと思えるようになりました(笑)。

――実際にどのように作っていったんですか?
【上岡さん】マカロン生地を作り、ココアとプレーンで色分けします。ココア生地でロボット兵の下絵にそって土台になる部分を絞り、プレーンの生地で模様を描き焼き上げました。そのあと、傷をつけるように軽く叩いたり、錆っぽく見えるようにココアパウダーと抹茶パウダーを塗ったり、ガナッシュで目などを描いていきました。

――SNSで披露されているアイシングクッキーなど、ほかの作品を作る際はご家族の皆さんに色合いなどイメージを相談して膨らませていくそうですね。今回のロボット兵について、印象に残っている言葉はありますか?
【上岡さん】えぇー!すごい!味があるねと…(笑)。中はチョコレートのガナッシュになっているので「美味しい!」と褒めてもらえました。美味しく食べてもらいました(笑)。

――今後どのような作品を作っていきたいですか?
【上岡さん】お菓子の絵本を制作することが決定したので、今後もたくさんの人に夢を届けられる絵本作りを頑張りたいです。