巨匠・高畑勲監督作で、場面設定を宮崎駿監督が、そしてキャラクターデザインを近藤喜文氏が担当し、1979年に初回放送され、40年経った今でも、色褪せることなく愛され続けている『赤毛のアン』のオーケストラコンサートが、6月6日に東京・第一生命ホールで開催されることが発表された。オーケストラ生演奏と、アニメーションの特別映像で『赤毛のアン』の世界がよみがえる。

【画像】アニメ『赤毛のアン 』 場面カット

 いつも明るく前向きな主人公・アンの物語。今回、スクリーン上映される特別映像では、アンがグリーン・ゲイブルズに来た日から最愛の養父・マシュウとの別れまで、全50回をストーリー仕立てに再編集。現代音楽界の巨匠・三善晃氏作曲の主題歌「きこえるかしら」「さめない夢」をはじめとした素晴らしい楽曲の数々がオーケストラの生演奏で楽しめる。

 スペシャルサポーターとして、アン=シャーリー役の声優・山田栄子が、最終話ラストシーンを完全再現。主題歌「きこえるかしら」のおなじみの歌手・大和田りつこによる歌唱など、ファンにとっては魅力的なプログラムとなっている。

 同アニメは、36ヶ国で翻訳されているカナダの小説家・モンゴメリの「赤毛のアン」が原作。感受性が豊かで、悲しいことも得意の想像力で喜びに変えてしまう主人公・アンが、家族や友人とともに失敗を繰り返しながらも聡明な女性に成長するまでを丁寧に描いた。グリーン・ゲイブルズの豊かな自然や、アンの心象風景といった美しい映像が魅力のひとつとなっている。