11月25日、『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』(NHK総合)にて、昨今の筋トレブームを取り上げた「美・ボディが大ブーム!筋トレのお金の秘密」が放送されSNSなどで話題となった。世は“美ボディ”ブームで、筋トレに関わる様々な分野がレッドオーシャン化、今まさに『マッスルウォーズ』が勃発中だ。そこで今回、昨年末のコミケで人気漫画『鬼滅の刃』に登場する宇髄天元のコスプレをし、その再現性の高さ(筋肉込み)で話題となったらAKIHITO氏をフィーチャー。彼が取り組むイケメンマッチョのパフォーマンス集団『ALL OUT』とは何か、そして「筋トレが日本を救う」と語るその真意を聞いた。

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■“筋肉を求められた時に”イケメンマッチョのパフォーマンス集団を全国に派遣

――まず、筋肉紳士集団『ALL OUT』とは?

【AKIHITO】ALL OUTとは、フィットネス用語で「すべての力を出し切る」という意味です。いつでも、どこでも、いま持っているすべての力を出し切って、皆さんの社会活動に貢献したい。それがALL OUTという名前に込められた私たちの想いです。そして、フィットネスの浸透により、トレーニー(トレーニングする人)・健康な人を増やし、世界の医療費削減に貢献する。ひいてはそれが“社会貢献活動”になると思っていて、その活動をしているのが筋肉紳士集団『ALL OUT』です。

――では、ALL OUTの活動がはじまった経緯を教えてください。

【AKIHITO】2015年に福岡でスタートしました。最初、フィットネスの大会などに出ているメンバーでイベントなどに出させてもらって、クラブのテキーラボーイみたいなのをやったりとか(笑)。そういうイベントの盛り上げから始まって、そのうち企業様からもオファーいただけるようになり、反響もいいし「この活動を全国的に広めていこう」という流れになりました。

――今のメンバー構成は?

【AKIHITO】現状、登録メンバーは全国各地に400人ほどいて、彼らのことは“体を改善する”という意味を込めて「ボディハッカー」と呼んでいます。そのメンバーの中で選りすぐられた人たちのことをALL OUTと呼びます。

――活動は登録制みたいな感じですか?

【AKIHITO】いわゆるキャスティングですね。“筋肉を求められた時に”イケメンマッチョのパフォーマンス集団を全国に派遣します。

――ALLOUTの活動が世間に認知されたターニングポイントがあったと思います。

【AKIHITO】それは「マッスルカフェ」になりますね。

――マッスルカフェ…。パワーワードですね(笑)。

【AKIHITO】15年にスタートした頃から“筋肉の狂宴マッスルカフェ”を開催しています。お一人様から楽しめる女性限定のイベントで、マッチョ好きな方、お姫様だっこされたい方、壁ドンされたい方にも楽しんでいただける内容になっています。福岡でスタートして、いざ東京でやろうってなった時に、リリースを出したらめちゃくちゃバズりました(笑)。

――確かに、どんなカフェなのか気になります。

【AKIHITO】Webメディアを中心に取り上げていただいて、そこからTwitterでもバズってチケットが一瞬で完売してしまいました。そこが、我々の活動が知られるようになったターニングポイントでした。

■マッチョを“色物”ではなく、“カッコイイもの”にブランディングしたい

――昨今の筋トレブームや美ボディブームと“ハマった”という印象はありますか?

【AKIHITO】以前は、筋肉美を追求するのはボディビルというカテゴリのみだった時代もありました。それが世間で細マッチョブームが起こり、今は男女を問わず“美ボディ”ブームに移行しています。キッカケは複数あると思いますが、LDHグループの方々の活躍だったり、あとはRIZAPさんのブランディングによって、スタイルアップという概念がメジャー化したという印象はあります。NHKでは『みんなで筋肉体操』という番組が放送されていましたし、“筋肉美”というものがかなり一般化したと感じます。

――確かに、“筋肉美”は完全に市民権を得たと思います。

【AKIHITO】本当にそう思います。僕たちもALL OUTのコンセプトとして、カッコイイ体を通じてボディメイクやフィットネスの魅力を伝え、取り組む人を増やしていこう。そして、医療費削減など社会貢献にも繋げていこうと取り組んでいます。昔のようにマッチョ=“色物”ではなく、カッコイイっていう印象をブランディングしたいっていうことからやっていますね。

――おっしゃる通り、今は空前の美ボディブームです。筋肉業界はレッドオーシャンですが、ALL OUTが生き残る術をどう考えていますか?

【AKIHITO】ボディメイク業界、筋肉業界はまさにレッドオーシャン化していて、「マッスルウォーズ」とも言える戦いの場だと思います。なので我々は、他と競合しない分野でも新しい企画にも取り組んでいます。

――その1つがコスプレなんですね。

【AKIHITO】コスプレは本当に重要だと感じています。そもそも、漫画の世界って筋肉キャラが非常に多いんです。私も漫画やアニメが好きなので、この1年間コスプレ活動に取り組んでみて、改めてコスプレは、好きなことを通じて世界の人々を繋げてくれる素晴らしいコンテンツだと感じました。そして、やはりコスプレにも“ボディメイク”が必要だと分かったんです。

――ORICON NEWSではコスプレイヤーの方を取材することが多いのですが、コスプレイベントに合わせてダイエットをする方、推しキャラのスタイルに少しでも近づこうと筋トレをする方が増えています。

【AKIHITO】コスプレイヤーの方って好きなことへの熱中度が高いので、多分やり始めたらハマる人が多いと思っていて、“筋トレ”との親和性は意外と高いと思います。なので、コスプレ好きの方にもボディメイクを広めたいと思ってコスプレ活動をしています。

■美容や病気予防にも?「コスプレはアンチエイジング」

――AKIHITOさんは「筋トレは予防医療」ともおっしゃっていますね。

【AKIHITO】高齢化が進む日本社会において、筋トレは予防医療として必ず必要なものだと思っています。歳をとってお金や時間があっても、体が動かなかったら意味がないですよね。なので、高齢になっても動ける体を維持するためには、今のうちからちゃんと運動をして、動ける筋力を維持しておくことが必要です。日頃からトレーニングをする習慣があると、食事管理をしたり、不摂生なことを抑えるようになるので、生活習慣病をはじめとする病気の予防にもなります。あと、美容の面でもトレーニングや食事管理をするとお肌の新陳代謝が良くなります。マッチョな人ってお肌がスベスベな人が多いんですよ(笑)。

――好きなことをやる時間って、アドレナリンも出るし、ホルモンが活性化してるだろうなって勝手に思っています(笑)。

【AKIHITO】そうですね。なので、大好きなコスプレのためにトレーニングをしたり、イベントにいって仲間たちと“併せ”をすることは、僕はアンチエイジングになると思っています。

――以前取材したコスプレイヤーの方も『コスプレは一番のアンチエイジング』とおっしゃっていました。

【AKIHITO】個人的に、僕は日本の筋肉人口が増えればGDPは上がると思っています。筋トレをするとポジティブになるし、仕事や趣味にも前向きになって、脳も肌も活性化されて、しかも経済も回る。普通、高齢化社会って内需や労働人口が減るからGDPは下がるんですけど、“筋トレ”をしていればハイパーシニアがいっぱい出てきて、その方たちが働けるようになればGDPも十分担保できると思います。筋トレこそ予防医療(アンチエイジング)であり経済再興の特効薬ですね。

――筋トレが日本を救うかもしれないと。

【AKIHITO】筋トレとコスプレが世界を救う。そんな未来を目指して、フィットネスに興味を持つ方が増えるよう活動していきます。