静岡朝日テレビが7日、ジャーナリスト・池上彰氏が日本の先端技術を語り尽くすニュースバラエティー番組『池上彰が語る!東京2020 おもてなしの国ニッポンの技術』(23日後1:55~3:20)を、テレビ朝日系列23局全国ネットで放送することを発表した。

【写真】先端技術を熱く解説する池上彰氏

 戦後復興の総決算となった1964年の東京オリンピックでは、首都高速道路の整備、東海道新幹線の開通…さまざまな技術が登場し、日本の未来を劇的に変えてきた。それから56年、2020年の今大会も「ニッポンの技術」がオリンピック・パラリンピックを支えていることから番組が企画。「AIを使った顔認証システム」「自動運転車」「ゲリラ豪雨事前予測技術」など、日本の技術を「安全」「観光」「天気」という身近なテーマに分類して池上氏が徹底解説していく。

 見どころの一つであるテーマ「安全」では、今大会で導入されるオリンピック史上初の最新技術「AIを使った顔認証システム」を取り上げる。アスリートや運営スタッフ、ボランティアなど大会関係者を合わせた全会場の約30万人を、この技術で効率的にセキュリティチェックしていくが、顔認証にかかる時間は一瞬。顔認証の技術は10年前の写真でも、本人確認ができるほどの進化を遂げていた。この技術の今後の活用法、そして、なぜ、これほどまでにオリンピックの警備が必要となったのかを歴史をひも解きながら、池上氏が解説する。

 また、「天気」では、雨天の開会式は過去1度もないことから「オリンピックは天候との闘い」と題して、真夏の開催となる今回、懸念されている「ゲリラ豪雨」を取り上げる。10~20分の間に急な大雨をもたらし人命にも影響してくる自然災害で、これまでの気象レーダーでは、積乱雲の観測に5分を要していたが、今大会での運用が検討されている最新型の気象レーダーを使った場合は30秒に短縮。ゲリラ豪雨を最大1時間前に予測することが可能になった技術などを紹介していく。

 放送にあたり池上氏は、期待する日本の技術について「ハード面に偏らない、ソフト面での『おもてなしの心』を生かした技術です」とコメント。「すでに1964年に東京オリンピックを開催しているのですから、2回目ならではの、先進国ならではの未来を見据えた大会運営をしてほしいです」と期待し「日本の最新技術はここまで来た、という驚きをお伝えできればと思っています」と視聴者に呼びかけた。

 番組ゲストには平泉成、ガダルカナル・タカ、カンニング竹山、吉田沙保里、ファーストサマーウイカが出演する。