野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(47)が30日、都内で行われたドキュメンタリー映画『侍の名のもとに~野球日本代表 侍ジャパンの800日~』(2月7日公開)完成披露イベントに登壇。昨年、世界一に輝いた国際大会での激闘を振り返った。

【写真】”侍ジャパン”ユニフォームを着用したファンと記念撮影した稲葉篤紀監督

 本作は2017年7月31日に稲葉氏が侍ジャパンの監督に就任してからの800日に密着。昨年行われた世界ランキング上位12ヶ国が世界の頂点を争う『2019 WBSCプレミア12』で世界一を奪還するまでの貴重な舞台裏を映し出した完全密着ドキュメンタリーになっている。

 最初の頃は撮影されることに慣れていなかったそうで、「ずっとカメラを回されていて、最初はちょっと違和感がありましたね。侍ジャパンのメンバーの会議にも入っていた。練習もベンチも必ずカメラがいたので違和感があったんですけど、最近は慣れてきました」と笑顔で振り返った。

 映画の感想を問われると、「3回泣けますね!」と即答。「選手とずっと一緒にやってきたが、裏側はなかなか見られなかった。『こういう仲間同士のやり取りがあるんだ』とか、じーんとくるものがありましたね」と自身も知らない瞬間も収められた本作に感動していた。

 本作には、チームが10年ぶりの世界一に輝いた際に涙する稲葉監督の姿も収められている。その話題を振られ、「あの時に金子(誠)ヘッドコーチから『まだ泣くのは早いよ』と言われました(笑)。『オリンピック勝ってから泣こうよ』って」と秘話を明かした。また、オフシーズンにもかかわらず準備してくれた選手や、尽力してくれたコーチ陣が喜ぶ姿を見て、「ぐっとくるものがありましたね」としみじみ回顧した。

 最後、今夏に控える東京2020オリンピック競技大会への意気込みを問われた稲葉監督は「まずは昨年のプレミアも含め応援ありがとうございます」と劇場に詰めかけたファンたちに感謝を述べ、続けて「今年はオリンピックイヤーということで、とにかく金メダルを獲って皆さまと喜びあいたいと思います。私自身も悔いのないよういい準備をしたい」と力強く意気込みを語った。

 イベントには侍ジャパン公式マスコット「応援侍たまべヱ」も登場した。