米音楽界最高の栄誉とされる『第62回グラミー賞』の授賞式が、現地時間26日(日本時間27日)、米ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われ、主要4部門のひとつ「年間最優秀楽曲」は米シンガー・ソングライターのビリー・アイリッシュの「Bad Guy」が受賞した。

【グラミー写真】パフォーマンスを披露したリル・ナズ・X、ビリー・アイリッシュら

 6部門にノミネートされているビリーは名前が読み上げられると口を押さえ、驚きを隠せない表情に。ステージに上がり「何で? 他の人が受け取っても当たり前だと思っていた。こんなことが一生の間に起こるなんて想像もしてませんでした」と本音を漏らし、「でも本当に感謝しています。本当に光栄です」と両親や制作に携わったチームに感謝を述べた。

 また兄のフィネアス・オコネルは「本当にすごいことです。何と言えば良いのかわかりません。勝てるとは思ってなかった。親友、チームに感謝したいです」と感激。ベッドルームで楽曲を制作していることに触れ、「部屋で曲を作ってる子どもたち、夢はかないますよ」と呼び掛けた。

 ティーンを中心に絶大な人気を誇る18歳のビリーは、昨年3月29日に発売したデビューアルバム『WHEN WE FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』が英米を含む11ヶ国で1位を獲得。米シングルチャートでは14曲同時チャートインを果たし、カーディ・B、ビヨンセ、アリアナ・グランデらが持つ女性アーティストの同時チャートイン記録を更新した。代表曲「Bad guy」は2000年以降に生まれたアーティストとして史上初の全米シングルチャート1位に輝くなど、新世代のポップアイコンとしてセレブからも注目されている。

 授賞式はアリシア・キーズが2年連続で司会を務め、主要4部門を含め最多の8部門でノミネートされた米女性ラッパーのリゾがオープニングを華々しく飾ったほか、ジョナス・ブラザーズ、タイラー・ザ・クリエイター、カミラ・カベロらがパフォーマンス。今年の「ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたエアロスミスが、2016年に功労賞を受賞したRUN DMCとコラボステージで盛り上げた。

 また「Old Town Roadオールスターズ」企画として、リル・ナズ・Xとビリー・レイ・サイラスのステージに、前回はプレゼンターとして出演したBTS(防弾少年団)らが出演し、コラボパフォーマンスを繰り広げた。韓国アーティストがパフォーマンスするのは初めて。

 これらの模様は、WOWOWプライムで独占生中継(同時通訳)され、きょう27日午後10時からWOWOWプライムで再放送(字幕付き)。

■「年間最優秀楽曲」部門
・Always Remember Us This Way/レディー・ガガ
★Bad Guy/ビリー・アイリッシュ
・Bring My Flowers Now/タニヤ・タッカー
・Hard Place/H.E.R
・Lover/テイラー・スウィフト
・Norman F***ing Rockwell/ラナ・デル・レイ
・Someone You Loved/ルイス・キャパルディ
・Truth Hurts/リゾ
★=受賞作品