19世紀を代表する女性作家、ルイーザ・メイ・オルコットの世界的ベストセラー小説『若草物語』を、『レディ・バード』(2017年)で見せたその類まれなる表現力で映画界に新風を巻き起こしているグレタ・ガーウィグ監督が繊細にそしてみずみずしく描く、新作映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。全米や各国の映画賞レースのノミネート&受賞が相次ぐなか、日本での公開日が3月27日に決定し、日本版予告とポスターが解禁となった。

【動画】『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』日本版予告

 本作で描かれるのは、原作者が自らの生き方を重ねて書き上げたジョー・マーチの物語。予告編の中で、「世界に通用する作家になる」と強く決意するジョーに、「女性は絶対無理」とマーチ叔母は呆れたように告げるが、ジョーは全く意に介さず、執筆に励む。

 一方、ダンス・パーティで知り合って以来、仲を深めているローリーからプロポーズを受けるシーンも収められ、2人の切ないやりとりも…。それは自分が小説家になる夢を叶えるための決断であり、「女の幸せが結婚だけなんておかしい」と涙ながらに語りながらも、同時に感じる孤独感を押さえきれないジョーの姿に胸が熱くなる。

 同時に解禁された日本版ポスターでは、ジョーにフォーカスを当てた物語とあって、スカートをひるがえして颯爽と走りぬく彼女の姿が印象的に描かれている。

 主人公ジョー役をシアーシャ・ローナンは、まだ25歳にして、すでにアカデミー賞の常連と呼ばれる天才女優。ジョーのソウルメイトであり彼女に愛を告白するローリー役には『君の名前で僕を呼んで』で世界中から注目と賞賛を集め、今もっとも注目されるイケメン実力派俳優ティモシー・シャラメ。さらに長女のメグ役は『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、三女のベス役はHBOの『シャープ・オブジェクツ』のエリザ・スカンレン、そして常に自問する頑固で有名な、家族の末っ子エイミー役を期待の新星フローレンス・ピュー(『ブラック・ウィドウ』)が演じる。

 さらにベテランのローラ・ダーンがマーチ家の愛されてやまない愛情豊かな尊き母親を好演し、さらにアカデミー賞の常連、名女優のメリル・ストリープが四姉妹の裕福なマーチ叔母役で華を添える。