女優の松本穂香が主演する映画『酔うと化け物になる父がつらい』(3月6日公開)のポスタービジュアルと予告編が9日、解禁された。

【動画】『酔うと化け物になる父がつらい』の予告編

 菊池真理子氏原作のノンフィクションコミックの実写化。アルコールに溺れる父を持つ菊池氏の実体験に基づいている。父はアルコール依存、母は新興宗教信者で、主人公は酔って化け物になった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていくストーリー。

 主人公の田所サキを演じるのは松本、酔うと“化け物”になるサキの父・田所トシフミを演じるのは、唯一無二の存在感で名バイプレーヤーとしても名高い演技派の渋川清彦。さらに、ともさかりえ、今泉佑唯、恒松祐里、濱正悟、浜野謙太といった個性豊かな俳優陣が集結。メガホンは映画『ルームロンダリング』で注目を浴び、テレビ東京系ドラマ『きのう何食べた?』でも監督を務めた片桐健滋監督が取る。

 解禁された予告編は松本演じるサキの「思い出の父はいつも酔っていた」というせりふから始まる。その言葉通り、アルコールに溺れる父・トシフミが酔っ払った様子のカットが続き、クリスマスに2階の窓から乱入、風呂場で全裸で横たわる、帰宅後すぐ玄関に倒れ込む…。家族の夜の団らんは決まって酔っ払った父の介抱、そして母は新興宗教にハマっているという、一風変わった家族に振り回されるサキの様子が映し出される。

 そんな日常を送っていたある日、トシフミに病気が発覚。それをきっかけに、これまで知ることのなかった“化け物”の背景が垣間見え、サキはこれまで心にしまっていた父への想いに気が付いていく。予告編のナレーションは松本本人が担当。GOOD ON THE REELが本作に書き下ろした主題歌「背中合わせ」の優しいメロディーと歌詞も相まって、思わずサキに感情移入してしまうあたたかな予告編となった。

 また、今泉演じる妹・フミも加えた、家族4人の食卓風景を捉えた写真のポスタービジュアルも合わせて解禁。「うちの常識はいつだって、よその非常識だった。」というサキ目線のコピーが入り、卓上に顔を突っ伏している父の姿やイラストがコミカルさを感じさせる。