昨年8月に全英女子オープンで優勝し、日本人選手として42年ぶりの海外メジャー制覇という快挙を果たしたゴルフ界の新ヒロイン“スマイリングシンデレラ”渋野日向子選手が、『第54回 ビッグスポーツ賞』のビッグスポーツ賞に輝き10日、都内で行われた授賞式に出席した。

【写真】スイングのポイントを解説する渋野日向子

 同賞は日本オリンピック委員会(JOC)とテレビ朝日が、前年のスポーツ界で優れた成績を残した個人や団体を表彰する。

 渋野選手は「いい経験をさせていただいて、全英も優勝させていただいて、これ以上ないなという1年でした。本当に期待されているということなので、しっかり頑張りたい」とにっこり。同賞を受賞した競泳の瀬戸大也選手が、登場時にゴルフのスイングをしていたが「私より飛びそうでした(笑)。私も平泳ぎをすればよかったですね」と笑わせた。

 その後、渋野選手がピッチャー、瀬戸選手がバッター、ソフトボール日本代表元監督の宇津木妙子氏をキャッチャーとなり、2020年の東京五輪に向けた“始球式”を実施。見事なピッチングを見せた渋野選手だったが「構えてくれているところにボールがいったので、ホッとしています。試合より緊張しています」と照れ笑いを浮かべた。

 間近で見守った野球日本代表の稲葉篤紀監督は「本当にフォームがすごくキレイで、経験がおありということなんですけど、スピードも、バッターがあの距離で立っている中で難しいと思ったんですけど、いとも簡単に一発勝負でできる、すばらしいものを持っている」と絶賛。当の渋野選手は「試合より緊張しました。手汗が半端なかったです」とぶっちゃけた。

 今夏には、東京五輪も控えているが「6月末に決まるので、いつも以上に頑張っていきたいですし、選ばれたら金メダルを取りたい」と気合十分。「これまで遠い存在だったのが、全英優勝で近くまで来た。自国開催でもあるので、絶対に出たいという気持ちは強い」と意気込みながら、今年のおみくじの結果を聞かれると「吉でした。無難に、いいと思います」と満面の笑みを見せていた。

 各賞の受賞者は以下の通り。

■第54回テレビ朝日ビッグスポーツ賞受賞者
【ビッグスポーツ賞】
高木美帆(スピードスケート)、瀬戸大也(競泳)、世界野球プレミア12日本代表(野球)、渋野日向子(ゴルフ)、桃田賢斗(バドミントン)
【ビッグスポーツ特別賞】
大坂なおみ(テニス)、小平奈緒(スピードスケート)、小林陵侑(スキー・ジャンプ)、永原和可那・松本麻佑(バドミントン)、楢崎智亜(スポーツクライミング)、丸山城志郎(柔道)、大野将平(柔道)、阿部詩(柔道)、素根輝(柔道)、柔道男女混合団体戦 日本代表(柔道)、文田健一郎(レスリング)、川井梨紗子(レスリング)、鈴木雄介(陸上)、山西利和(陸上)、森ひかる(トランポリン)
【ビッグスポーツ五輪奨励賞】
見延和靖(フェンシング)、野口啓代(スポーツクライミング)、新体操団体 日本代表(新体操)、伊藤美誠(卓球)、張本智和(卓球)
【ビッグスポーツ新人賞】
望月慎太郎(テニス)
【ビッグスポーツ特別貢献賞】
ラグビーワールドカップ日本代表(ラグビー)
【ビッグスポーツ特別功労賞】
吉田沙保里(レスリング)
【ビッグスポーツ“Road to 2020”奨励賞】
西村碧莉(スケートボード)、岡本碧優(スケートボード)、橋本大輝(体操)、中村輪夢(自転車)