関西演劇祭のプロデュース公演『関西演劇祭 presents 東京で芝居たろか!』開催発表会見が10日、都内で行われ、実行委員長のキムラ緑子、フェスティバルディレクターの板尾創路、スペシャルサポーターの西田シャトナー氏、行定勲氏らが出席した。

【アップショット】笑顔で会見に登場したキムラ緑子、板尾創路ら

 昨年9月に「関西の街を、演劇を通してもっと元気に! 関西から出てくる演劇の才能を日本全国に発信する」ことをテーマに開催された関西演劇祭。同祭で各賞を総なめにした「オパンポン創造社」(ベストアクター賞、ベストアクトレス賞、脚本賞、演出賞)と「コケコッコー」(ベスト脚本賞、ベスト演出賞、アクター賞、観客賞)の2劇団が、今回のプロデュース公演で45分の芝居とティーチインを行う。

 会見には、オパンポン創造社の野村有志氏、漫才コンビ・令和喜多みな実としても活動しているコケコッコー・野村尚平も出席。板尾は、オパンポン創造社の芝居について「小説で読んでも楽しいやろうし、映画でもアニメでも、どんな作品にもなりうるようなテーマ性がすごくて。いいお話で、構成力、脚本力、釘付けにされて、ついついいっぱい賞をあげてしまいました」と笑いを交えながら絶賛。

 コケコッコーについても「大阪らしく、喜劇の笑いを散りばめて、うまくお客さんを笑わしながら、シリアスに入ってきて。芸人なんで、笑かし方もうまいので、そこからシリアスに持っていく感じが芸人独特の感性でした」と高評価。コケコッコーの野村は、漫才と並行して、劇団としても活動を行っている原動力について「吉本興業って、本来何でもアリな会社だと思っていて。もっと何をやってもいいんじゃないかなと。別に僕が先頭に立とうなんて考えてないんですけど、前例がないから消えていくっていうのが、吉本ではあってほしくないなと思って」と言葉に力を込めた。

 オパンポン創造社の野村氏は「地下でずっと日の目を見ずにいた中で、みなさん誰やねんって思うでしょうが(笑)。こういう場所に来られたっていうのは、一番でかいところでありまして(関西演劇祭を)開催していただいて本当にありがとうございますっていうことに尽きます」としみじみ。キムラは「あのドキドキした感じをみなさんに見ていただける、こんな楽しいことはないです。東京で芝居たれ!」と激励していた。

 同公演は、3月13日から15日まで、東京・新宿シアターモリエールで上演される。