NHK・BS8Kで12日(後7:30~8:00、ほか)、BS4Kで13日(後5:15~5:45、ほか)に放送されるドラマ『オートリバースの恋 』。女優の桜井日奈子や俳優の小関裕太らが出演するこのドラマは、カメラが主人公の目線になってストーリーが展開していく“主観ドラマ”と銘打っている。

【写真】視聴者自身が主人公になったかのような映像を観ることに

 まるで視聴者自身が主人公になったかのように、8Kの高精細映像や、22.2チャンネルの立体サラウンド音声を味わえる、これまでにない“臨場感”、“没入感”を演出した8Kコンテンツだ。

 物語の主人公は、大手企業に勤める51歳の会社員「タロウ」(声:小関裕太)。家庭にも恵まれ、社会人として幸せな人生を送ってきたが、どうしても忘れられない、別れた「彼女」(声&写真:桜井日奈子)がいる。その「彼女」と30年前“最後のデート”をした江の島を、タロウは再び訪ねる。

 「30年後、江の島でまた会おう。お互いの人生が幸せだったかどうか確かめ合うの」という彼女との約束を果たすために…。ウォークマンを片手に、“最後のデート”を録音したテープを聞きながら、彼女との思い出の地を巡るタロウ。無邪気に笑う声、甘くささやく声、そして言い争う喧嘩の声…、蘇る記憶にタロウは自分の人生の選択が正しかったのだろうかと自問自答する。

 果たして2人は再会することができるのか? そして人生を見つめなおしたタロウは何を思うのか? 淡く懐かしい思い出を胸に抱きながら毎日を頑張る…そんなすべての現役世代に送る、平成の音声と令和の映像が織りなす不思議な物語。

 出演する桜井も「“主観ドラマ”って聞きなれない言葉でしたし、どんなものなんだろうってワクワクしていた」という“主観ドラマ”。番組作りに参加してわかったことは「音がすごくて。こちらでは誰かの話し声がして、反対側では電車の走る音がして…自分の足音とかいろいろな音が混ざってる、本当に自分の日常に溶け込んでる感じで。あ、これが“主観”という意味かと、音を聞いて納得しました」。

 「耳元でささやく感じはドキッとするような、とにかく音にこだわったドラマ」だという桜井が耳元でささやくスペシャル動画も配信されている。