人気アニメ『忍たま乱太郎』の原作であるギャグ漫画『落第忍者乱太郎』(作者:尼子騒兵衛)が、きょう28日付の朝日小学生新聞で連載が終了し33年の歴史に幕を下ろした。また、来年4月より月に1回、朝日小学生新聞にて「今昔物語」「宇治拾遺物語」など古典の面白さを乱太郎たちが案内役として伝えていく新連載がスタートすることがわかった。

【画像】最新イラスト!桜吹雪で笑顔を見せる乱太郎たち

 同作は、一流忍者を目指して忍術学園に入学した乱太郎、きり丸、しんべヱといった忍者のたまごたちが、ドタバタ劇を巻き起こすギャグストーリー。朝日小学生新聞にて1986年1月より1年のうち6ヶ月を週6日ペースで連載するスタイルで始まり、コミックスのシリーズ累計発行部数は65巻までで940万部を突破。93年よりNHKでテレビアニメがスタートし、実写映画やミュージカル化などさまざまなメディアミックス展開がされるなど人気作品となった。

 連載の終了は、作者の尼子氏が今年1月に脳梗塞を発症したことがきっかけ。4月にスタート予定だったパート64の連載を延期してリハビリテーションに励んでおり、編集部も復帰を願い「傑作選」に切りかえて連載を続けていたが、「毎日の連載は難しい」という尼子氏の判断を尊重して終了となった。なお、尼子氏の回復は順調で、来年4月からは月1回のペースで、落第忍者乱太郎のキャラクターによる新連載がスタートすることになった。

 物語自体は11月30日に発売されたコミックス65巻をもって完結しており、きょう28日まで朝日小学生新聞で連載していたものは、過去の物語を再び「傑作選」として掲載していた。なお、31日付け朝日小学生新聞では、コミックス最終巻の表紙の制作の様子、初代編集者やアニメ化にかかわった人の声を紹介する特集が掲載される。