冬休みの間は、普段は仕事で忙しいパパも子育ての1戦力として参戦。ママとはひと味違った“パパとの遊び”は、子どもの心を掴むこともあるだろう。一緒に遊ぶつもりが気づくと、子どもより夢中になってしまった面もある2人のユニークなパパを紹介する。

【写真】お気に入りの危険生物がバトルする「キケモンカード」に「大掃除GO!」「家ダンジョン 」などおもしろオモチャの数々

■きっかけは子どもとの遊び…相手をしていたつもりがいつしか夢中に

 ユニークで個性豊かなオモチャを作り続けてTwitterに投稿している枕井仗二さん(@Dad_McFly)。7歳の息子と5歳の娘を持つパパだ。中でも、娘さんとケロちゃんドーナツを作るつもりが、恐ろしい“断末魔ドーナツ”になってしまった投稿には、28.3万いいねが集まった。

 子どもと共におもちゃを作り楽しんでいる枕井さん。息子さんが2歳くらいの頃に『きかんしゃトーマス』のキャラクターをどんどん覚えていくのを見て、これなら文字も覚えるのでは?と思い、トーマスのひらがなカードを作ったのがオモチャを作り始めたのが最初だった。

「カードは70枚くらい作ったのですが、息子は名前とひらがなを猛烈なスピードで覚えていき、親はマイナーな機関車が覚えられずに、最後は息子に負けるようになっていました。息子は親と対等に勝負ができたことが嬉しく、親子での工作も楽しかったようで、カードを気に入っていました。しかし、親にとってはこの時の敗北感が大きくて、必死に戦ったのに勝てなかったことが、子どもを“遊び相手”と認識するきっかけになりました」

 おもちゃをTwitterに投稿したのは、遊びのネタをインターネットで探している人の参考にしてもらえればと思ったのが理由。「ただ、やはり「いいねが欲しい」という力に引っ張られそうになるので危ういです。子どもとの遊びという本質を見失って「映え」に傾きそうになっている時は、妻に「SNSの暗黒面に堕ちかけている」と注意をしてもらいます」

 お子さんとの遊び時間について聞いてみると「自分が好きでやっている方が大きいし、子どもたちも『今日はお父さんと遊んでやるか』という感じじゃないかな。いずれ遊んでくれなくなるから、“与えられた時間で何ができるか”と思って父と子で共に遊んでいます」との答えが返ってきた。

■子どもが寝た後の数時間が勝負!100均グッズで「トミカタウン」を手作り

 100均の素材で見事なトミカタウンを作ってしまうik@cchiさん(@ikacchi36)。実際の街並みと同じように道路や建物を再現して、そこに「トミカ」を走らせてごっこ遊びを楽しんでいる。それに、ジオラマを作るのに使用している素材は、すべて100円ショップだというから驚きだ。

 小さい頃から車が好きで、トミカでいつも遊んでいたというik@cchiさん。お子さんが生まれたことでトミカ熱が再燃したそう。「小さい頃から集めていたので、トミカだけだと800台くらい…いや、1000台くらい持っているかもしれません…。大人になってから集めたものがほとんどで、息子が小さいときに、一緒に遊ぶために買ったものもありますが、息子はミニカーに全く興味がないので、全ての所有車のオーナーは僕になります(笑)」

 所有するたくさんのミニカーを並べた時に、「ジオラマを作りたいなぁ」と感じたのがきっかけ。ところが、鉄道模型(Nゲージなど)のような精巧な建物などのアイテムがトミカサイズでは少ないことに気づき、「ないから、作るしかないかな?」という思いで動き出したそう。

「予算も限られていますので、材料は100円ショップで調達しています。建物の土台となるものはしっかりしたもので、お店のガラスの雰囲気も出したいので、建物のベースには100均のプラスチックの書類ケースなどを使用しています。あと、お店の看板の柱はストローです。100円ショップの店内でアイデアを思いつくことがよくあるので、100円ショップは「アイデアの宝庫」だと思います」

 平日は残業などで帰宅が遅いので、製作するのは主に土日。ただ、家族との時間もあるため、子どもが寝た後の数時間が勝負であるとのこと。

「フォロワーさんのリクエストでもよく頂戴するのですが、いつか僕が作った建物をすべて並べた“タウン”を作ってみたいなと考えています。フォロワーさんのお持ちのミニカーを、僕が作ったタウンと一緒に並べてみたい。僕が作ったものと、フォロワーさんみんなのミニカーで作った「タウン」。そんなことが実現したら本当に最高ですよね! 」

 子供との遊びだったことが趣味となり、SNS上で新たなコミュニケーションを生みだすきっかけに。正月の家族との時間の中で、仕事の息抜きになるような“自分時間”が見つかるかもしれない。