NHKで放送中の連続テレビ小説『スカーレット』(月~土 前8:00 総合ほか)。第9週「火まつりの誓い」(第49回~第54回:11月25日~30日)を振り返る。

【写真】八郎(松下洸平)との距離がどんどん縮まっていく

 第8週の放送で丸熊陶業に新たな社員が入社。その中の一人、十代田八郎(松下洸平)から、かつて持っていた絵付け師・深野(イッセー尾形)が描いた絵の話を聞いた喜美子(戸田恵梨香)は、想像を膨らませて自分なりに描いてみる。翌日、深野と喜美子から、それぞれが描いた絵をもらう八郎。喜美子とは新聞記事に対するわだかまりも解けたところで、社長が急病で倒れたという知らせが。喜美子の人生に一大転機が訪れる。

 丸熊陶業の社長が急逝。葬儀が終わり、落ち着いた頃、喜美子は父を亡くした照子(大島優子)を慰める。すると照子から妊娠を打ち明けられ、さらに代替わりした新社長・敏春(本田大輔)の方針で、会社の改革が予定されていると聞く。その影響は絵付け係にも及ぶと聞き、喜美子は気が気でない。

 妹・百合子(福田麻由子)の進路相談に同席した喜美子。進学したい百合子の気持ちを知り、反対する父・常治(北村一輝)の説得を試みる。しかし厳しい家計の内情と、丸熊陶業の改革に伴う、常治と喜美子の仕事の先行き不安を理由に、常治は百合子の願いを受け入れない。喜美子が百合子の夢を叶えられずに心痛めていると、八郎から深野に関する衝撃の事実を聞く。第51回(11月27日)の放送後は、喜美子が八郎にした逆壁ドンが話題に。

 八郎から深野が会社を辞めて、長崎で若い絵付け師の弟子になると聞く。まさかの事態に喜美子は動揺し、自分も会社を辞めて、深野の後を追うかと悩む。その後、深野本人から事の成り行きを聞かされ、二人の兄弟子からもそれぞれの今後を教えられると、喜美子は複雑な気持ちに。一方、恒例の信楽・火まつり本番が近づいていた。

 深野と兄弟子らとの事実上のお別れ会が開かれた。家に帰ると、父・常治と母・マツ(富田靖子)が待ち構え、常治から深野がクビになったのかと聞かれて喜美子は反発。ケンカになる。火まつり本番の日。信作(林遣都)がカメラ片手に来て、神社に出発する前の喜美子と八郎と遭遇。二人を見送る。夜が更けて、松明を担ぐ喜美子たちは山道を登り始め…。

 火まつりを終え、深野が信楽を去る日がやってくる。喜美子は自分の今後について結論を出していた。それは丸熊陶業に残ること。さらに会社に残る唯一の絵付け師として、ある要求を会社に直談判する。家では妹・百合子の進学が決定する。後日、喜美子がデザインした絵付け火鉢の試作品が完成。さらに、八郎の作陶を初めて目撃し、胸をときめかせる喜美子だった。