派遣型マッサージ店の女性に乱暴したとして、強制性交罪に問われた俳優・新井浩文=本名・朴慶培(パク・キョンベ)被告(40)の判決公判が2日、東京地裁で開かれた。滝岡俊文裁判長は求刑通り懲役5年の実刑判決を言い渡した。判決を不服として、弁護側が即日控訴した。

新井浩文のプロフィール

 新井被告は昨年7月1日午前3時半ごろ、東京都世田谷区内の自宅マンションの一室で、派遣型マッサージ店の30代の女性に対し、頭を押さえつけるなどの暴行を加え、性的暴行を加えたとして今年2月に逮捕、起訴された。

 主な争点は「被告が抵抗できないほどの暴行を加えたか」「性交の合意があると誤信することはなかったか」。今年9月2日に同地裁で開かれた初公判で新井被告は「同意があったと思っています」と否認。10月23日の論告求刑公判では、検察側が論告で「部屋の状況や身長差から、物理的、心理的に抵抗することが困難だった」などと主張し、懲役5年を求刑。一方、弁護側は「一連の行為で暴行は無かった」とし、強制性交罪は成立しないと訴えていた。

 この日の公判は、19席の一般傍聴席に対し、239人が傍聴券を求め列を作った。倍率は約12.6倍だった。