講談師・神田松之丞が1日、都内で行われた『講談えほん』の発売記念イベントを行った。来年2月に講談界の大名跡「6代目・伯山(はくざん)」を襲名予定の松之丞は、囲み取材で心境を明かした。

【写真】『講談えほん』を紹介する神田松之丞

 「伯山は、45年ぶりの大名跡で、歌舞伎でいえば『團十郎』に匹敵する」とリスペクトの思いを語った松之丞。「5代目まで全員名人。僕は名人になれるかわからないですけど、頑張りたいですね」とリラックスした様子で語りつつ「伯山の価値を分からせると生意気にも思ってますね」と熱い胸の内ものぞかせた。

 『講談えほん』は、日本の伝統芸能・講談を子どもたちに伝えるため、松之丞が監修。先月28日に『西行「鼓ヶ滝」』、『大岡越前「しばられ地蔵」』、『宮本武蔵「山田真龍軒」』が3巻同時刊行された。

 この日のイベントでは、親子連れや、松之丞がパーソナリティを務めるTBSラジオ『神田松之丞 問わず語りの松之丞』のリスナーら、約300人が駆けつけた。司会の出水麻衣アナウンサーとともに、絵本の読み聞かせや講談を行った松之丞は、手応えを問われると「ほどほどにウケてましたね」と笑っていた。