主演で、助演で、ゲスト出演で、数多くの映画やドラマに出演するだけでなく、舞台やナレーションなど多方面で活躍している俳優の三浦貴大。映画『RAILWAYS—レイルウェイズ—』(2010年4月公開)で俳優デビューしてから約10年。「いつの間にかスケジュールが埋まっていて、気がついたら10年経っていたという感じです。ありがたいことに、ドラマや映画に100本くらい出させてもらって、いろんな作品、監督、共演者に恵まれてきたな、と思います」と、感謝の気持ちを表した。

【写真】第7話(11月29日放送)の舞台は西伊豆

 2019年も大忙しだった。1月期の連続ドラマ『神酒クリニックで乾杯を』(BSテレ東)に主演。大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(NHK)、7月期の『TWO WEEKS』(カンテレ)にレギュラー出演。10月期は主演ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』(テレビ東京・テレビ大阪ほか、毎週金曜 深0:52~※夏帆と隔週主演)が放送される中、『死役所』第3話(テレビ東京)にもゲスト出演した。8月に映画『ダンスウィズミー』が公開され、12月には主演映画『ゴーストマスター』(成海璃子とダブル主演)の公開を控える。

 オフはどうしているのかといえば、「自分の部屋で一人、気ままに過ごしているのが大好きです。インドア派です(笑)」と、三浦。『ひとりキャンプで食って寝る』では、ひとりでキャンプする姿が様になっていたが…。

 「キャンプ経験はゼロではないです。山梨にある父の実家に行くと薪ストーブがあって、火を起こして焚くこともできますし、普段から一人暮らしで食事を作りますし、大学時代はライフセービングをやっていたので、サバイバル能力はあると思うんですよね、たぶん。山の中に放り出されても大丈夫なような気がします」。

 実際、同ドラマの撮影時、「麓のホテルから30分くらい山を登ったところでテントを張って撮影していて、日が暮れて、翌朝も早いと聞いて、僕だけテントに残ってそのまま一晩過ごしたことがありました」。

 ガチでキャンプしていた? 「そうなんですよ。このドラマの撮影全般に言えることですが、芝居をしている感じもなく、ただキャンプをしていただけ(笑)。それだけで(奇数話の主人公)大木健人に見えるから、と監督もおっしゃってくれたので、その言葉を信じてただキャンプしていました(笑)。発見したのは、家に一人でいるのと、ひとりキャンプはほぼ一緒だということ。引きこもっているのが家の中か、山の中かの違い(笑)。山の中ではスマホもつながりにくく、ほかに気が散ることもない。そんな中で台本を読んでいると、ものすごく頭に入ってくるんですよ。せりふを早く覚えられるってことに気づきました(笑)」。

 『ひとりキャンプで食って寝る』では、缶詰と簡単な食材でアレンジした“キャンプめし”も見どころ。「僕自身、缶詰が大好き。お酒が好きなので、晩酌のつまみにしています。開けてそのまま食べていたんですが、このドラマで簡単なアレンジを学びましたし、せめて温めてから食べようと思いました。そのほうがおいしい」。

 好きな缶詰は「劇中にも出てきますが、コンビーフは昔からよく食べていますし、焼き鳥の缶詰も好き。鉄板はタイカレー。この缶詰さえあれば、ロケ弁がタイカレーになる」と、撮影現場に持っていくこともあるという。「ひとりキャンプって、今、流行っていますが、それをドラマにするってどういう感じになるのだろう?と、思いましたが、僕にぴったりなドラマでした」と、話していた。

 “一人でいる”暇もないほど、仕事のオファーはますます増える可能性が。「いただいた仕事をしっかりやり遂げることだけを頭に置いてやってきました。これまで以上に、一つひとつの作品と丁寧に向き合っていきたいと思っています」。

■放送・配信情報
『ひとりキャンプで食って寝る』
テレビ東京・テレビ大阪ほか、毎週金曜 深0:52~
動画サービス「ひかりTV」「Paravi」で配信中