人気漫画『キン肉マン』などで知られる漫画家・ゆでたまご(原作・嶋田隆司、作画・中井義則)が29日、東京・帝国ホテルで同作の連載40周年を迎えたことを記念したトークショーを開催。今年5月20日に発売された『週刊プレイボーイ』(集英社)22号で表紙を飾っていたが、それが同誌創刊53年の歴史で漫画作品が初めて表紙を飾ったことを明かし、増刊号を抜かした通常号として現段階で一番の売り上げを記録したと伝えた。

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 同作は、人間を超越した存在・超人“キン肉マン”こと主人公のキン肉スグルが、仲間の正義超人とともに、次々に立ちはだかる強敵とリング上で戦っていく、プロレスを基礎とした格闘ギャグ漫画。ゆでたまごによる合作作品のデビュー作で、『週刊少年ジャンプ』で1979年5月から87年5月まで掲載。その後、98年より『週刊プレイボーイ』で『キン肉マンII世』、2011年より『週プレNEWS』で『キン肉マン』の再復活シリーズをスタートさせた。

 今年5月20日に発売された『週刊プレイボーイ』22号は、「キン肉マン祭り」と題してキン肉マンとキン肉マンソルジャーが登場。グラビアアイドルが表紙を飾ることが一般的なため異例の事態に嶋田氏は「すばらしい、兄弟愛が感じられる表紙になっていると思います。うれしかったのは、『週プレ』50周年の歴史の中で、漫画が表紙になるというのは初めてのことで…」と同号は同誌初の漫画キャラクターとしてキン肉マンが表紙を飾り驚き。

 さらに「今年、『週プレ』で一番売れたという話も聞きますし、それが僕らにとってうれしいことでした」と喜んだ。

 イベント終了後に関係者に聞くと「『週刊プレイボーイ』53年の歴史において、初期は動物などのイラストが表紙を飾ることはありましたが、漫画作品のキャラクターが飾るというのは初です」と説明。ORICON NEWSでも5月にキン肉マンが表紙を飾るニュースを配信していたが、その際、編集部からは『漫画作品として初』という情報を得ていたが、改めて理由を聞くと「事実確認に時間がかかってしまいまして…」と伝えた。

 また、「夏休み時期とかになると増刊号という形で発行するため部数としては通常号より多く出るのですが、増刊号を抜かした通常号だと『キン肉マン』が表紙を飾った号が一番出たことは事実です」と認めた。

 この日は『キン肉マン』連載時の初代担当編集・中野和雄氏も登場し裏話を語った。