女子高生活をただただ無駄に浪費する日常を描き、アニメ化もされた学園コメディー漫画『女子高生の無駄づかい』が、ドラマ化されることが明らかになった。テレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠(毎週金曜 後11:15~深0:15※一部地域で放送時間が異なる)で1月スタート予定。主人公の「バカ」こと田中望役で主演を務めるのは、岡田結実。役に合わせて長かった髪もバッサリ切り、「ぶっ壊れる気満々です!」と気合十分に撮影に臨んでいる。

【画像】再現度は?アニメ版のバカ・ヲタ・ロボ

 原作は、漫画家・ビーノ氏が「ニコニコ静画」への投稿を経て、2015年よりKADOKAWAのウェブコミック配信サイト「ComicWalker」で連載がスタート。現在は「コミックNewtype」で連載中。コミックスも6巻まで刊行されている。

 「バカ」「ヲタ」「ロボ」という特徴的な呼び名の女子高生=JKたちが、男子ゼロの“女子高”という独特の空間の中で、“青春”をただただ無駄に浪費していくシュールで残念な毎日を描いた作品。女子高生たちだけでなく、幅広い世代からの圧倒的な支持を得て話題に。2019年にテレビアニメ化され、さらにファン層を厚くした。そして、2020年1月、この激ヤバJKたちが、漫画・アニメの世界を飛び出し、実写となって躍動する。

 岡田は、19年1月期に同枠で放送された『私のおじさん〜WATAOJI〜』で連続ドラマ初主演を務め、さまざまなバラエティー番組、モデルとしても幅広く活躍。今作では、“変顔覚悟! ガニ股覚悟! 下ネタ覚悟!”で、すがすがしいほどのバカを快演する。

 アニメや漫画を愛するツッコミ系腐女子「ヲタ」=菊池茜役に恒松祐里、頭は良いが感情が死滅している天才少女「ロボ」=鷺宮しおり役に中村ゆりかの出演が決定。岡田、恒松、中村の3人が、どんなぶっこわれたJK像を体現してくれるのか。

 んな3人が通う、さいのたま女子高等学校(通称:さいじょ)1年2組の担任、「ワセダ」こと佐渡正敬を演じるのは町田啓太(劇団EXILE)。“とにかくリクルートスーツを着た女子大生が大好きな、残念独身教師”というクセの強すぎる役柄に挑む。

 脚本・演出陣には、田辺茂範氏(劇団 ロリータ男爵)、矢島弘一氏(劇団 東京マハロ)、角田貴志氏(劇団 ヨーロッパ企画)、山田由梨氏(劇団 贅沢貧乏)、安藤奎氏(劇団 アンパサンド)、玉田真也氏(劇団 玉田企画)といった、ドラマ・映画だけではなく、舞台なども手掛ける新進気鋭の脚本家が、毎話交代で脚本を執筆。彼らが描いた世界を、『おっさんずラブ』『民王』の山本大輔氏、『過保護のカホコ』『同期のサクラ』の日暮謙氏らヒットメーカーたちが演出し、キャラクターたちを存分にドラマの中で“遊ばせ”ていく。

 岡田は「私が演じる『バカ』は本当にバカだなー!っていうのが第一印象でした(笑)。でも高校時代、『私もこんなことやってたな』って懐かしくなりました。周りのみんなには『役作りしないでもいけるじゃん』って言われたので、『なにくそ!』って思いながら今、ここにいます(笑)」と、コメント。

 子どもの頃以来のショートカットに、「自分でも朝起きて鏡を見るたびに『おおおお!』って驚いています(笑)。ただ家族からは不評…。皆さんには髪型も含めて愛してほしいです(笑)」と、呼びかけている。

■原作者・ビーノ氏のコメント

 アニメ化に続き、このような素晴らしい機会を作っていただき本当にありがとうございます。『女子高生』って、「キラキラしている」「存在がかわいい」「流行の最先端」と、どこか神格化された存在だとも思いますが、「…いや、実際はこんなもんだよ!!」と声を大にして叫んでいるのが『女子高生の無駄づかい(通称:女子無駄)』です。

 というのも、この作品の登場人物は皆どこかしら残念な一面やコンプレックスを抱えているのですが、基本的にはそれを克服したり努力したりすることはありません。意識低い系女子たちが集まったクラスで、意識低い会話を繰り広げる、意識低い日常の連続です。

 でも、だからこそ共感してもらえるポイントがあったり、笑えたり、元気をもらえるのではないかと思います。その空気感は、漫画、アニメよりも実写ドラマの方がよりリアルに伝わると思うので「早く観たい!」と今からわくわくしています。
ぜひ、個性豊かな女子高生たちを眺めつつ、「あるある」と「ねーよ!」の反復横跳びを楽しんでいただきたいと思います。