大阪・難波を拠点とするアイドルグループ・NMB48の3期生・太田夢莉(19)の卒業コンサートが25日、兵庫・神戸のワールド記念ホールで開催された。自身初のソロ曲「Acting tough」など全31曲を存分に披露し、詰めかけたファンに感謝を告げた。

【ライブ写真15点】「信友」谷川愛梨と手をつなぎ涙ながらに歌唱

 お互いを「信友」と呼び合う2期生・谷川愛梨が太田への手紙を朗読する映像メッセージでは「卒業のタイミングが偶然一緒だったのも何かの運命かな?」と投げかけた。その後2人で目に涙を浮かべ、手をつなぎながら「友達」を歌唱。抱き合った太田は涙をこらえきれず「愛梨ちゃん、お手紙ありがとう。出会ってくれてありがとう」と涙した。

 「しんみりしちゃったけど、次の曲は思いっきりやりたい!」と空気を一変させると、サプライズゲストの岡田奈々(AKB48/STU48)が太田とのペアルックで登場。大歓声を浴びながら、ショートカットの2人で「ショートカットの夏」を披露すると、岡田は「すごい! 大盛り上がり! 私なんかがこのステージに出て申し訳ないですが、晴れ舞台に出させていただいてうれしいです」と感激した。

 MCでは同期の加藤夕夏が初めて太田と出会ったころのエピソードを披露する一幕も。「ゆーりとはホテルで相部屋になることが多くて、その頃はいつも一緒にお風呂に入っていたんです。今では絶対、入ってくれないけど!」と暴露。また、ドラフト3期生の山本望叶は「ゆーりさんのお顔を初めて近くで見た時、どうしてもお鼻を触りたいという衝動に駆られて触らせてもらいました!」と告白し、笑いを誘っていた。

 太田は2016年7月、同じ会場で行われた1期生・渡辺美優紀の卒業コンサートを見て、「いつかたくさんの方に見送ってもらえるアイドルになりたい」と目標にして活動してきたという。夢を実現させ「まさか本当に、こんなにたくさんの方に見送ってもらえるなんて思っていませんでした。自分が思っていた以上に、たくさんの方が自分のことを知ってくださって、応援してくださっていることを実感しました。皆さんが少しでも好きでいてくださって本当にうれしかったです。アイドルになれてよかったって、どの曲でも思っていました」と感慨深げに語った。

 9月4日に東京・NHKホールで卒業発表をしてから「ずっと夢を見ているような感覚」といい、「アイドルじゃなくなる実感がないけど、終わっちゃうというのもアイドルなのかなと思います。アイドルになって大変さも、楽しさもわかりました。何よりも皆さんに会えてよかったです。アイドルは嫌だな、向いてないなと思うこともたくさんあったけど、どんな時も私の味方をしてくれる方がたくさんいらっしゃって、何度も救われました」と本音を明かした。

 ラストナンバーは、自身がセンターを務めた最初で最後のシングル「恋愛至上主義」。メンバーから送り出された太田は「7年9ヶ月で出会えた全ての皆様にお礼を言いたいです。皆さん、ありがとうございました」と感謝を伝え、花吹雪が舞う中でステージを後にした。

 誰もいなくなったステージのモニターには「NMB48は私の青春で、人生で初めて無我夢中になれた。全ての出逢いに感謝しています。I wanna keep loving you! 太田夢莉」と書かれた直筆メッセージが映し出され、会場には「ゆーり」コールがいつまでも響き渡った。

 太田は10代最後の日の11月30日、大阪・NMB48劇場で行われる卒業公演でアイドル人生に幕を下ろす。

■『太田夢莉 卒業コンサート ~I wanna keep loving』セットリスト
01. 純情U-19
02. 甘噛み姫
03. 欲望者
04. 努力の雫
05. おNEWの上履き
06. ガラスのI love you
07. 黒い天使
08. Blue rose
09. MARIA
10. 友達
11. ショートカットの夏
12. どうでもいい人仮面
13. だらしない愛し方
14. 理不尽ボール
15. 遠距離ポスター
16. おはようから始まる世界
17. 僕だけの君でいて欲しい
18. 儚い物語
19. ごめん愛せないんだ 
20. 背中から抱きしめて
21. 君が教えてくれた
22. Don't look back!
23. 空から愛が降ってくる
24. まさかシンガポール
25. しがみついた青春
26. BINGO!
27. 虹の作り方
【アンコール】
28. Acting tough
29. 夢は逃げない
30. 大声ダイヤモンド
31. 初恋至上主義