俳優の落合モトキ、板橋駿谷、佐藤快磨監督が23日、東京・新宿のK’s cinemaで公開中の映画『歩けない僕らは』(併映作『ガンバレとかうるせぇ』)のトークショーに参加した。

【写真】車イス姿のビジュアルを持つ落合モトキら

 撮影前にリハビリテーション病院に見学に行ったという落合は「行ってみたらリハビリされている方は前向き。笑顔で『回復して何々がしたいんだ』という意思が感じられた。とてもエネルギーがありました」と振り返る。一方、理学療法士の田口リーダー役だった板橋は「オファーが来る2年前に膝の靭帯を切っていた。リハビリテーションを習っていた」と回想し「役じゃなく行ってました。めちゃくちゃ痛かったです」と苦笑い。1年ほど通院し、手術費込みで100万円ほど掛かったそうで「たまったもんじゃないです!」とボヤきつつ「ちょっとは回収できたんじゃないか」と“けがの功名”を語っていた。

 板橋は朝ドラ『なつぞら』で、広瀬すず演じたなつの同級生で番長こと門倉努でも話題となった。あたふたする番長と、しっかり者の田口リーダーのどちらが近いのか問われると「番長じゃないですか」と笑顔。左半身が不随になった柘植を演じた落合は、「100%寄りかかれました」と板橋に感謝。板橋は「理学療法士の方は身体の一部、一部を補正していくので体力を使う。俺も必死だった」と撮影の裏話を口にした。

 本作の主人公の宮下遥(宇野愛海)は、回復期リハビリテーション病院1年目の理学療法士。まだ慣れない仕事に戸惑いつつも、同期の幸子(堀春菜)に、彼氏・翔(細川岳)のグチなどを聞いてもらっては、共に励まし合い頑張っている。遥の新しい担当患者は、仕事からの帰宅途中に脳卒中を発症し、左半身が不随になった柘植(落合)。「元の人生には戻れますかね?」と聞く柘植に、遥は何も答えられず…。