現在公開中のディズニー映画最新作『アナと雪の女王2』。日本でも爆発的な人気を誇った前作の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」の生みの親でもあり、今作でも劇中音楽を手掛けるロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が用意した新曲は、全部で7曲。このほど来日を果たした彼らにORICON NEWSはインタビューを敢行し、アナとエルサ、2人の新たな旅を彩る音楽の秘密に迫った。

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 舞台を3年後に移した今作の季節は“秋”。アレンデール王国の人々とすっかり打ち解けたエルサは、女王として平和な日々を過ごしていた。だがある日、彼女は自分を呼ぶ“不思議な歌声”に導かれ、妹のアナ、クリストフ、オラフ、スヴェンら仲間とともに自分の持つ力の秘密を解き明かすべく、アレンデール王国を越えて新なる冒険、壮大なミステリーの扉を開ける。

 今作の楽曲のイメージについてロバートは「(監督から)前とは全く違うものにしたいと、大人向けでミステリーにしたいというリクエストがあったので、新しい気持ちで臨みました。より成熟したものを目指しました」と方向性を語る。なかでもエルサを呼ぶ謎の“声”は物語の鍵を握っており、クリステンは「こだわったのは“声”。エルサはその声と対話もできるし自分が目標を目指すきっかけとなるので、あの要素はこだわりました」とうなずく。

 お気に入りの楽曲を尋ねると、ロバートは「誰が一番好きな子どもか聞かれるようなものだね」とちょっぴり困りつつ、メイン楽曲である「イントゥジアンノウン」を挙げた。「映画の“エンジン”の部分。みんな同時に大きな声で月に向かって叫べるような曲ですね」と紹介する。

 また、アナの恋人・クリストフがアナへの想いを歌い上げるソロ楽曲「ロスト・インザ・ウッズ」のシーンも印象的。“恋の迷い子”を意味するこの歌は、まるでクリストフのミュージックビデオ(!?)とばかりに面白い演出が盛りだくさん。クリス・バック監督いわく、この曲はエイティーズ(1980年代)のロックバラードやミュージックビデオにインスピレーションを受けたそう。QUEENを思わせるカットもあったり、元ネタを探すのも楽しそうだ。

 ロバートはこの楽曲について「男の人が自分の気持ちを歌い上げる曲というのは、80年代によくあったんですね。ジョナサン・グロフさんがそういう気持ちで歌ってくれたんですけど、実際に80年代のミュージックビデオを参考にしてみてください、とお伝えました」。完成作を観てクリステンも「私たちの期待以上で圧倒されてしまったわ。あれほど面白おかしく雰囲気がある、とっても楽しいものになるなんて」と絶賛した。

 待望の続編は、興収255億円&動員2000万人で日本の映画興収歴代3位という記録的大ヒットの前作超えを期待する声も大きい。日本のファンに向け、クリステンは「2ができるのは日本のファンのみなさんのおかげでもあるわ。本当にありがとう」とメッセージを寄せている。