声優の神谷明(73)が24日、千葉・幕張メッセで開催中の『東京コミコン2019』内で行われたフランスの実写映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』トークイベントに登場。今年、芸歴50周年を迎え、冴羽リョウ(※リョウの漢字はけものへんに寮)、キン肉マン、ケンシロウなど数々のヒーローたちを演じてきたが、当時のギャラ事情を赤裸々に語り、安すぎるギャラに対して先輩たちのストライキに参加しデモ行進した過去を明かした。

【動画】レジェンド声優•神谷明、「ケンシロウ」「冴羽獠」「毛利小五郎」…etc デビュー当初からのギャラ事情を赤裸々告白

 1970年にテレビアニメ『魔法のマコちゃん』千吉役でアニメ声優デビューした神谷。俳優としても活動していたが「俳優の時は、そんなに高くなかったですが、声優のギャラははっきりと覚えています」と告白。

 テアトル・エコー研究生時代に出演した『魔法のマコちゃん』は「税込み手数料込みで2500円でした。1話3から4時間で、当時はアルバイトの時給が500円でしたからアルバイトよりはちょっといいかな」と赤裸々に明かし、初主演となった『バビル2世』は少し上がったものの「バビル2世は3000円。そして、3000円の時代がちょっと長くて、ゲッターロボも3000円でした」と話し、場を驚かせた。

 この日は、アメコミ好きのよしもと芸人から構成されるプロジェクト「アメコミリーグ」のメンバー(なだぎ武、バッファロー吾郎・竹若元博、2丁拳銃・川谷修士、佐藤ピリオド.)も登場。少なすぎるギャラ事情に戸惑っていると、神谷は「当時の先輩があまりにも我々のギャラが安すぎるからということでストライキをやったんですよ」と説明し「僕らも一緒になって西銀座を歩きデモ行進をし…」と当時を振り返った。

 神谷は「当時は先輩たちの後をついていくだけで。その甲斐があって、ギャラが一気に3.3倍にあがりました」とストライキ効果に驚きつつ「ですから、作品の主役は1本でもほかの役でも呼んでいただいたので、そのころから生活ができるようになりました。(ストライキ前は)アルバイトもしていたのですが」と生活が一変したとなつかしそうに話していた。

 映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は、1985年に『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした北条司氏の不朽の名作漫画『シティーハンター』をフランスで実写映画化されたもの。フランスで今年2月に公開されると168万人を動員し社会現象となった話題作で、29日に日本でデラックス吹き替え版として公開される。