東京2020組織委員会が21日、都内で来年8月13日から25日に実施する『東京2020パラリンピック』聖火リレーについての記者発表会を開催。採火・出立実施場所、聖火リレールートの概要、聖火ランナー募集概要を明かした。聖火リレーは計8日間で、聖火ランナーは約1000名で1人あたりの走行距離は約200メートル。「はじめて出会う3人」(原則)が1組となって走行し(※組み合わせは組織委員会が別途指定)、募集は27日よりスタートし来年5月以降に決定する。

【写真】聖火ランナーユニフォームを着用して登場した石原さとみ

 パラリンピックの聖火リレーは、オリンピック終了後、来年8月13日から25日のパラリンピック開会式までの移行期間に開催。2020年を契機に共生社会を実現し、人と人、人と社会との「新しいパートナーシップ」を考えるきっかけとなることを目指し、原則として「はじめて出会う3人」がチームとなってリレーを行う。

 聖火は8月13日から全国47都道府県で採火され、イギリスのストーク・マンデビルで採火された炎とともに、21日に開催都市東京で行われる“募火式”で統合され、東京2020パラリンピック聖火となる。パラリンピックを応援するすべての人の熱意がひとつに集まった聖火は、22日から東京の街をリレーで駆け抜け、25日の開会式に届けられる。

 具体的な採火・出立実施場所は、8月13日から17日に競技開催4都県(東京・埼玉・千葉・静岡)以外の43道府県、および8月18日から21日には競技開催4都県において、あわせて日本全国700ヶ所超の市区町村内で「採火」「出立」を実施。18から21日、競技開催都県で採火した『東京2020パラリンピック聖火(●●都県)』をトーチにともし、聖火リレーを実施し、21日の集火式にてひとつとなり、22日から25日に開催都市である東京都で聖火リレーを行う。全国700ヶ所超の市区町村でさまざまな手法により採火され、各都道府県のパラリンピック聖火がリアルな火として「集火式」へ集結する。具体的な場所は来年春ごろ発表される。

 聖火リレーのルート選定は、【安全かつ確実に聖火リレーが実施できる場所】【すべての人が参加しやすい環境】を原則とした。国内外から多くの人々が集い新たな出会いが生み出せる場所(若者が集う街中、地域を代表する祭りやイベント会場、観光地など)、年齢・国籍・性別を問わず人が出会い・活動している場所や障がいの有無を越えて人が出会っている場所(学校、老人ホーム、リハビリテーション施設など)、その土地で東京2020オリンピック聖火リレーとは異なった魅力に出会える場所(夜景・夕景の美しい場所、障がい者スポーツセンターなど)を選び、走行経路については各都県と調整しながら来春に発表する予定。

 聖火ランナーの選定は、誰かの希望や支えとなっている存在(国際交流支援活動に取り組んでいる人など)、年齢や国籍に関わらず各分野で活躍する人(障がい者のアスリートやアーティスト、日本で活躍する外国人など)から、国籍・性別・年齢・障がいの有無などバランスに配慮しながら幅広い分野から選定し、各々を組み合わせることにより多様性に富んだリレーを目指す。

 応募要項は【2008年4月1日以前に生まれた方】【国籍・性別は問わない】。2020年8月1日(聖火リレー開始月の初日)時点で18歳未満の方は保護者の同意が必要だが、自らの意思で火を安全に運ぶできる人とし、介添えスタッフのサポートは必要に応じで可能となっている。なお、1人ごとに応募することになり、複数人が連名で応募することはできず、1人あたりの走行距離は約200メートルとなっている。

 応募先は聖火リレープレゼンティングパートナーである「株式会社 LIXIL」と「各都県」から応募可能。応募期間は、11月27日から2020年2月29日にLIXIL、12月16日から2020年2月15日に各都県となり、都県への応募は、走行を希望する各都県とゆかりがある人が対象となる。そして、応募者から提出された事項をもとに選考を行い、2020年5月以降に聖火ランナーの決定が発表される。参加費は無料(集合場所までの交通費や宿泊費は自己負担)