マークパンサー率いるEDOへの参加や海外での演奏活動、民謡のリメイク活動など精力的に活動している津軽三味線福居流師範のTENBI(福居典美)が21日、東日本大震災の被災三県をテーマとした“復興三部作”の第1弾として福島の民謡「会津磐梯山」を「会津磐梯山 2020」として111ヶ国で配信を開始する。

【画像】TENBI『会津磐梯山 2020』のジャケット写真

 「会津磐梯山 2020」はフランス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、ベトナムで放送されているテレビ番組『ESPRIT JAPON』のエンディングテーマに抜てきされ、15日の放送回よりMVがオンエアされている。日本の民謡が世界7ヶ国のテレビ番組エンディングとして放送されるのは世界初。

 今回発表した“復興三部作”はTENBIの“民謡2020”活動に感銘を受けた復興庁の菅家一郎副大臣から「東日本大震災の被災三県の“民謡2020”も作ってほしい」との要望に応えて企画され、今回の福島県に続き12月に宮城、来年1月に岩手と3ヶ月連続で配信を予定している。

 今回の『ESPRIT JAPON』とのタイアップ企画は、2013年に経済産業局が主導した日本コンテンツをフランスで展開する趣旨の会議にオブザーバーとして参加したプロデューサーのt-limura氏と現在の『ESPRIT JAPON』プロデューサーが出会ったことが縁となり実現した。この会議でt-kimura氏は日本の個性的な文化としてボーカロイドを推奨し、フランスのテレビ番組でも紹介され話題となっていた。

●TENBIコメント
皆々様のご協力に感謝申し上げます。
日本の民謡をリメイクする事で世界へ届き、日本の伝統音楽である民謡を知っていただけるきっかけの一つになれば幸いです。

●t-kimuraコメント
復興五輪という重要なイベントを迎える日本で音楽という文化側から福島、宮城、岩手に咲く復興の芽に小さなコップ一杯の水を注ぐ事が出来ればうれしく思います。そして革新の総体である“伝統”と絵画の様に時間を切り取る“伝承”が重なりあった“日本文化”としての民謡が世界の誰かの耳に届き、日本への興味に誘える事を願っています。