俳優の向井理が来年1月期のカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『10の秘密』(毎週火曜 後 9:00)に主演することがわかった。“秘密”のベールに包まれた人間の欲望が暴かれるオリジナル脚本のサスペンスドラマで、向井は愛娘を誘拐され、さまざまな“秘密”に翻弄(ほんろう)されるシングルファザー役に挑戦。元妻役には仲間由紀恵が起用されたほか、仲里依紗、渡部篤郎らが脇を固める。向井にとってカンテレ制作の連ドラ主演は、2012年1月期『ハングリー!』以来、8年ぶりとなる。

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 向井演じる主人公・白河圭太(しらかわ・けいた)は、14歳の娘・瞳(山田杏奈)と二人暮らしの建築確認検査員。学時代から付き合っていた元妻・仙台由貴子(仲間)と娘をもうけ、多忙のなか、一級建築士の資格を取得。設計のチャンスも増え、実家近くに一軒家を購入するなど順風満帆に見えたが、ある事件をきっかけに由貴子との関係が悪くなり、離婚を切り出され、シングルファザーとなった。

 勤めていた設計事務所を辞め、建築検査会社に就職してからは、日々、住宅・マンションの建築現場で地道な検査を行っている。“娘第一主義”で何でも話せる良い関係を築き、今では、娘の友達からうらやましがられるほどの理想の父親となったが、そんな圭太に突然ふりかかった“娘の誘拐”。「娘を預かった。命が惜しければ、元妻を探せ――」。瞳を探すにつれて、別れた妻のセレブな暮らしに隠された秘密を知るばかりか、何でも知っていると思っていた娘にすら、秘密があることを知ってしまう…。

 向井は「今回は、頼れる主人公ではないので、秘密に翻弄され巻き込まれていくさまをいかにさらけ出していけるかということが勝負ですが、僕自身演じ方を考えながらあまり気負わずに頑張っていければと思います。とても深い作品になると思いますので、チーム一丸となって作り上げていきたいです」と意気込む。

 一方・仲間が演じるのは、圭太の元妻で大手建設会社の顧問弁護士・由貴子。貧しい家で育ち、努力して這い上がってきたため、「上を目指したい」が口癖。圭太との間に一人娘をもうけたが、“仕事に専念したい”と、離婚届を置いて家を出た。その後、ある“秘密”を抱え、消息を絶つ。仲間は「久しぶりにサスペンスのドラマに入りますが、見ている人たちを時々“ドキッと”させるような言動があり、徐々に秘密や謎が解き明かされていきます」と期待をあおる。

 そして仲演じる圭太の家の近所に住む保育士・石川菜七子(いしかわ・ななこ)は、圭太とは母親同士が友人で、幼い頃から家を行き来する兄妹のような関係。面倒見のいい性格で、保育園での父母からの評判も良いが、菜七子もまた、ある“秘密”を抱えている。渡部が演じる宇都宮竜二(うつのみや・りゅうじ)は、由貴子が顧問弁護士を務める大手建設会社の社員で、上昇志向の強い由貴子に興味を持ち、互いに認め合うようになった。会社の“秘密”を守るため、圭太や由貴子に関わっていくこととなる。このほか名取裕子、遠藤雄弥らも出演する。

 仲は「このドラマには、たくさんの秘密が存在するので、私自身も先々がどうなっていくのか、今からとてもワクワクしています。私にも秘密があるのか、楽しみにしていてください」とアピール。渡部も「展開として、人の心の機微みたいなところが、一話一話変わっていくので、そういった部分を楽しみにしてもらいたいですね、新しいドラマだと思います」と手応えをにじませている。